ジャズの聴き方を変える映画
こんにちは。じゅーしぃ・からあげです。
今日は映画『セッション』をご紹介します。
この映画は名門音楽学校の学生でドラムを勉強しているニーマン君と、
学内でトップレベルのビッグバンドを指導する熱血講師フレッチャーとの物語です。
デキの悪い学生には汚い言葉で泣くまでとことん罵るフレッチャー。
そんな彼に負けじと手から血が噴き出すまで練習に励むニーマン。
他のことを犠牲にしてまで音楽に人生を捧げるニーマン君を見ていると、おのずと応援したくなってきます。
終盤の彼のドラムソロも必見ですよ!
さて。この映画を見てわたしが思ったのは、
世界で活躍しているミュージシャンたちも少なからず映画のような経験をしているのかな。ということ。
わたしは音楽が好きで、ジャズもたまに聴きます。
Snarky Puppyというニューヨークで始まった一流ミュージシャンたちによるジャズバンドが好きなのですが、
彼らの経歴を見ると音楽学校出身が多くて、エリートたちの集まりですから演奏技術も極めて高く、聴いていてすごく楽しいです。
ライブ中も笑顔で和気藹々と演奏している彼らですが、やはりそこに至るまでには映画のような苦しみも味わってきたのかもしれません。
映画を観たことで、ただ「この人たちすごいなー」と聴くだけではなく、表面だけでは分からない部分のことも推し測ってジャズを聴くようになりました。
競争の激しい業界ですから、楽しいことばかりではありませんよね。
ジャズを聴く人には一度観てほしい作品です。
ちなみにこの作品は、館内利用限定になります。
(学生サポーター: じゅーしぃ・からあげ)
2016年12月23日 学生TA | 個別ページ
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