古典映画
ごきげんよう、
ガッキーのかわいさを再発見したあっきイです
昔無くしたはずの指輪を思い掛けず見つけたときのような喜びがありますね
さて
その「再発見」だけど、古典作品を鑑賞していると
過去に確かにあった良さを改めて感じることができると思うわけでありまして、その度にある種の喜びを受けます
それが特に映画においても
映画産業がまだ出来上がって間もないころ、1930年代~50、60年代頃まででしょうか
特に英米において、本気で映画を創ろうとしていた時代
ということが観ていると画面から伝わってくるんですね
このころはまだ白黒映画が主流で、なおかつ時代背景には戦争、大戦が強くありました
ですから戦争映画というものがやはり多く、戦争ものじゃないにしても、物語の中に戦争という要素は嫌でも入ってくる、そういう時代でした
戦争がもたらした副産物は科学技術のほかにも、映画文化があったと言えます
というように映画産業は戦争によって成長してきたのです
あの時代に起きた大戦は特に衝撃が強く、多くの人々に怒りや鬱屈を与えた
映画からそう裏付けできます
だから見ごたえもあって、良き映画がけっこうあると思うわけです
その代表作の一つが
『カサブランカ』
ナチスに侵略されたフランス人が逃げ場を求め、アフリカを代表する美しい街、カサブランカにやってきてそこで生まれるラブストーリーです
ちなみに地中海に面した、モロッコ最大都市であるカサブランカは観光地としても有名で、料理もポルトガル、スペインに影響されてることもあり美味しいらしい
女があるレストランに入るとピアニストがいて、ある曲を弾いてほしいと頼みます
play it,sam play it as time goes by と
「As Time Goes By」(時の過ゆくままに)で
これはその当時よりも以前の流行歌です
そこにウエイターがやってきて
「その曲だけは演奏しないでくれ」
そのウエイターと女のロマンスなんですがこのシーンが特に良い
それでこの曲がとても染み渡るんですね
良い映画に良い音楽はつきものです
一つ一つのセリフも知的で美しい
有名な「君の瞳に乾杯(Here's looking at you,kid)」はこの映画です
もう一つ紹介したいのは
1941年、あの真珠湾攻撃のときのハワイの米軍兵士たちの愛憎を描いた
『地上より永遠に』
これ浮気している隊長の妻を一人の兵隊が口説くわけですが、
これがかっこよすぎるんです
しかも、え?そんな簡単に、と思ってしまうくらいあっさりと奪ってしまう(笑)
その裏でももう一つのロマンスがあるのですが
その女性がまた魅力的なのです
白黒なのがより彼女を美しくみせていて、奥に秘められたものを持つような雰囲気、遠くからでも彼女とわかるようなたたずまい
これだけでも見る価値があるかもしれない
この二つの映画は戦時中の人びとの姿、様子だったり、戦争に巻き込まれてしまった人間の虚無感や混乱だったりが特にうまく表現されているという印象です
あとは女優が無垢で美しい(^_^)
学生サポーター あっきイ
2016年10月26日 学生TA | 個別ページ
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