ワーキングプア問題
学生サポーターのたまちゃんです。
私は先日熊本・大分の震災の募金活動をしました。私が募金に参加した日は募金を募る人が駅前にびっしりいる状態でしたが、たくさんの方が募金に賛同してくれて驚きました。人々の善意が集まると大きな力になることを学びました。
募金活動をする人が数多くいたことで、あらためて生活に困窮している人はほかにもたくさんいることを実感しました。自分たちの募金が終わった後はそれぞれの団体に少しずつ募金をして帰りました。私は学生なので、そんなに大きな額は入れられませんが、今後は募金に立っている人がいたら積極的にお金を入れたいと思いました。
4階「コア6」のコーナーにワーキングプアが特集されていたこともあり、今日は貧困について考えてみたいと思います。
私はたまに単発の派遣アルバイトを行っています。派遣をして初めて日雇いの派遣を本職にしている人がたくさんいることに気がつきました。夢を追いかけるために派遣の仕事を選んだフリーターの方もいました。私の友人も何人かフリーターを続けながらオーディションを受けたり、起業をするための資金をためている人たちがいます。就職活動を続けている人もいます。
でも、その状態が長く続いたら...望まずに非正規雇用を続けていたとしたら。アルバイトだと思っていたことが生活を支え続けるかもしれません。
そんな状態を「ワーキングプア」と呼びます。
『日本型ワーキングプアの本質』
なぜ日本でワーキングプアの問題がこんなに深刻化したのか。 海外での状況はどうなっているのかが詳しく書かれている本です。
年越し派遣村ができた経緯
子どもの貧困
ワーキングプアの状態は自己責任なのか。
非正規雇用問題と正面から向き合い処遇を改善し続けている会社
労働組合を作った人達
いろんな問題に鋭く切り込んでいます。
実は、私が就職活動をした年は震災が起こった年でした。採用は一時中断。教職を取っていた私は教育実習があったため、すべてのスケジュールが白紙になりました。やむなく非正規雇用で働いている友人も知っています。最近では熊本・大分の震災が起こり、何が起こるかわからないなと危機感を感じています。
まずできることは「大学でいろんな経験をすること」ではないでしょうか。
大学に学費を払っている以上、しっかり勉強して、留学制度なども活用して...素敵な人にも苦手な人にも、たくさんの人に会うことがとても大事だと思います。
一生懸命やっていることは、誰かが必ず見てくれている。私はそう信じています。
この本に興味がある方は是非、学術情報センターへ
2016年5月23日 学生TA | 個別ページ
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