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歴史から学ぶ金融問題
こんにちは。
今日は「金融」の話をしたいと思います。
ところで、みなさんは「金融」と聞いてどのようなことを思い浮かべますか。
そもそも、このブログで「金融」といった時点で読むことを躊躇される方もいるかもしれません。が、経済学部の人は避けて通ることができません・・・
そこでご紹介するのが、世界史のなかで「金融」がどのような役割を果たしてきたのか、という通史として書かれた『金融の世界史 バブルと戦争と株式市場』、サブプライム危機がどのような問題で、その時市場や政府がどのような行動をとったのかを書いた 『サブプライム危機 市場と政府はなぜ誤ったか』の2冊です。
共通して言えるのは、歴史を通して学ぶ、ということです。
『サブプライム危機~』の本で、「金融問題を考えるうえで、サブプライム問題ほど適切なケーススタディはない」と言っていますが、サブプライム問題に限らず、経済学は過去の事例から学ぶことが重要だと思います。
社会科学である経済学の問題は、他の科学分野と違って実験することができません。
そして、経済政策は私たちの生活に深く影響しているので、実験的に行われては困るのです。経済学を学ぶ私たちは、こうした歴史を学んで、実際にまた同じような状況が起きた時に気がつけるようになりたいですね。
さて、ここまで本を紹介してきましたが、なぜ4階学情で金融の本かというと、10月のコア6は証券や資産がテーマです。
経済学部の1、2年生のみなさんはコア6がありますので、本を読むのが難しい人もぜひそちらで頑張ってみて下さい。公式キャラクター、コア博士が解説してくれて、クイズ形式で楽しくできると思います。
学生サポーター、myuでした。
2015年11月12日 学生TA | 個別ページ
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