消しゴムはんこ
学術情報センター学生サポーターのたまちゃんです。最近は眠気と闘いながら...(花粉症なんです。)消しゴムはんこに精を出しております。毎回カウンターに座るとものすごい細かい白黒画像が置いてあって勝手にプレッシャーを感じております。私だったらこことここも黒にして~、ここの飾りは省略して~...何とか形にしよう!みたいなことを妄想しつつ自分は単純な絵柄を手堅く彫っています。
作業するのはもっぱら眠気が無いときのみ。彫刻刀やカッターナイフを使っていますからね。
これくらい...と思っていても案外体の方が正直です。このことがわかるまで私、すごく時間がかかりました。
読書の秋、食欲の秋!プラス、チャレンジの秋!
涼しくなってきて、いろんなことに挑戦しやすい季節だからこそ頭では「あとちょっと!もう少しだけ!」と無理を重ねがちです。
特に今チャンスがインターネットで見れてしまう時代です。SNSで繋がっている同年代の人がリアルタイムでどんどん動いていく姿も。
もしかして、努力してないのは自分だけ?と錯覚しやすい時代なのではないでしょうか。
もし、インターネットがなかったら。
街の掲示板でポスターを探したり、電話して聞いたり色んな労力をかけてやっと一つ応募できるのに。誰にも知られずに一人結果を待つのも、親友だけに話して二人で祈るように待ったり。応募した人がどれだけいるのか会場に行かなきゃわかんない。発表されてみないと分からない。なんだか風情があったような気がするのです。
今は自宅に居てとりあえず検索すればいっぱい出てくる。そして自宅に居ながらして調べるのも写真を撮るのも、応募用紙を書くのも全部できちゃう。
そして、SNSで繋がっている知人からの「応募しました!結果までドキドキ☆」みたいなつぶやきが自分のもとに降ってくる。
同じように消しゴムはんこって検索するともう物凄いのが出てくるんです。SNSのつぶやきも沢山!!でも、私は「すごいなー」って思いつつも非常に冷静に消しゴムはんこ用の簡単な図案からコツコツ彫り進めていくことが出来ました。この冷静さの違いはなんなのか。自分に対しての謎は深まるばかりです。
2015年10月20日 学生TA | 個別ページ
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