フィンランドの風景
こんにちは。
春があっという間に過ぎて、最近、学術情報センターではクーラーがつき始めました。
汗をかくし、日焼けするしで嫌なことも多いですが、夏の真っ青な空はなんだかわくわくして好きです。
今日ご紹介するのは、そんな青空が印象的な映画、
『かもめ食堂』(2006年、日本)です。
舞台はフィンランド。そこで店を開いた日本人の女性、サチエ。
開店したものの、見知らぬ日本人が開いたお店に人々はなかなか入ってきません。来る日も来る日もお客さんの来ない店で、毎日食器を磨いて、
夕方にはプールで泳ぎ、家に帰って食事を作る。
そしてまた翌朝にはきちんとお店を開く・・・
そんなある日、日本かぶれの青年トンミが店に来たのをきっかけに、
日本人のミドリやマサコが来て、ぽつぽつと人が立ち寄っていくようになります。
日本人のミドリやマサコが来て、ぽつぽつと人が立ち寄っていくようになります。
原作:群よう子 監督:荻上直子
キャスト:小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ
「人はみんな変わっていくものですから」
穏やかな日常が流れる中でも、確実に時は流れて人は変わっていく。
主人公サチエのこの言葉は印象的です。
フィンランドの風景やそれを彩る北欧雑貨も見どころです。
フィンランドの優しい空気に馴染む、色や素材の食器や家具たち。
サチエが入れるコーヒー、シナモンロール、おにぎり・・・
カフェや雑貨が好きな人も、ぜひ。
小さいけれど、堂々としたたたずまいの店「かもめ食堂」。
優しいけれど、凛とした潔さを持ったサチエ。
優しいけれど、凛とした潔さを持ったサチエ。
変わらないような毎日だけど、それがゆったりと重なっていって、
それぞれが少しずつ変わってく・・・そんなお話です。
気になった方は、4階メディアコーナーでどうぞ。
2015年5月25日 学生TA | 個別ページ
最近のコメント