佐世保小6同級生殺害事件を知っていますか?

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『僕とぼく: 妹の命が奪われた「あの日」から』

2004年、カッターナイフで小学6年生の女の子が同級生の友達を教室で殺害するという事件が起きました。(佐世保小6同級生殺害事件)

被害者には2人の兄があり、この事件の起こる前には母親を癌で亡くしていました。

被害者の「さっちゃん」が生まれた時から事件のその後まで、一人称で語られる兄の「僕」と弟の「ぼく」の話。

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新聞記者だった被害者の父を上司に持つ著者が丹念に取材した兄弟の物語です。

事件の後、報道に怒りを覚えながらも強く生きる兄と、壊れそうな父を支えるため自分の気持を押し殺して生きる弟。

性格の異なるふたりがそれぞれに苦しみながらも成長していく過程で、前を向いて進み出せるようになる大切な出会いがありました。

悲惨な事件で家族を奪われるという体験から、自分自身の人生を生きることを取り戻すまでの道のりが丁寧に描かれていて、何度も涙が出ました。

被害者家族のことはなかなか知ることがなく、辛い時間を生きていくのだろうと想像するだけでしたが、この本で少しだけ触れることができました。

家族の方たちの幸せを祈るばかりです。

【図書館スタッフ:フエルトうさぎ】

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