名古屋学院大学 学術情報センター部(ブログ):名古屋学院大学(NGU)学術情報センターの愉快な毎日を綴っているブログです。 学情のイベントやお知らせなど随時紹介します。

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積み上げたものに無駄はない

こんばんは、学生サポーターのメガネです。

今回は2011年公開のレ・ミゼラブルも手掛けたトム・フーパ―監督の送る『英国王のスピーチ』をご紹介しようと思います!

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時は1936年。物語の主人公ジョージ6世は吃音という悩みに長年苦しんでいました。これまで様々な治療を受け克服を目指していましたが、改善は見られません。

そんな中、本来王位につくはずだった兄エドワードが禁断の恋に落ち、ジョージ6世は予期せぬタイミングで王位につき、また国民に向けスピーチしなければならなくなってしまいました。

ジョージ6世は藁にも縋る思いでスピーチ矯正の専門家と名乗るライオネルのもとへ訪れます。しかしそのあまりにも前衛的な治療法をいきなり受け入れることは出できず、何度も歩み寄り、また離れ、また近づきます。

人はだれしも人には言いたくないコンプレックスを抱えていると思います。それは言いたくないと思っていることを認識することすら自身を傷つけるかもしれません。

僕は結構超回復っていう言葉が好きです。中学生の頃は普通に超って言葉がついているから好きだったんですが、今は一度破壊された筋肉は元に戻るのではなく、それ以前よりも強くなるという概念に超をつけるあたりのネーミングセンスが好きです。なんか強とか大とかのほうが使いやすそうですけど、あえて超、それも回復。

個人的に、この超回復の概念は多くの場面で転用できるんじゃないかなぁと思っています。特にメンタル面では挫折を経て得られるものも多いと思います。

ジョージ6世は苦手だとわかっていながら、ライオネルのもとへ何度も足を運び、ついカッとなってトレーニング中に帰ってしまったりしても頭を冷やすともう一度挑戦することを決断します。

吃音は超回復する。

そんな可能性を感じさせてくれる感じさせてくれる『英国王のスピーチ』を観にぜひきてくださいね~!

(学生サポーター メガネ)

2022年5月19日 学生TA |


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