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「桜の花びらが落ちるスピードって、知ってる?」

どうもこんにちは、そば粉です


10月に入り、もう秋なんだなぁと最近感じることが多くなりました。
過ごしやすい季節に変わり始めるのと同時に、夏が終わったんだなぁ...と。ちょっとだけ寂しく思ったり、思わなかったり。

さて、皆さん、「天気の子」は観ましたか。
「君の名は。」で爆発的にその知名度を上げた新海誠監督の最新作ですね。夏!!青春!!って感じがして僕は好きです(2回観に行きました)。
RADWINPSさんの「大丈夫」にドハマリしたのを覚えています。いい曲です。

そんな新海誠監督の作品は、現在までに10個も公開されているんです。
主に有名なのが

「言の葉の庭」

「秒速5センチメートル」

「星を追う子ども」

「雲の向こう、約束の場所」

etc.etc.

今回は、その中でも「秒速5センチメートル」をご紹介したいと思います。
初心な青春が、恋愛が観てぇという方々、必見です。
 
[あらすじ]
小学校の卒業と同時に離ればなれになった遠野貴樹と篠原明里。二人だけの間に存在していた特別な想いをよそに、時だけが過ぎていった。 そんなある日、大雪の降るなか、ついに貴樹は明里に会いに行く......。 貴樹と明里の再会の日を描いた「桜花抄」、その後の貴樹を別の人物の視点から描いた「コスモナウト」、そして彼らの魂の彷徨を切り取った表題作「秒速5センチメートル」。叙情的に綴られる三本の連作短編アニメーション作品。

 

〇主人公・貴樹の恋心

子ども時代に好きだった異性となんだかんだで離ればなれになってしまう経験って、誰しもが一度は味わうんじゃないかと思います。今思い返せば、告白でもすればよかったのかなぁ、とか。たまに思い出すと少しだけ切なくなったり、ならなかったり...。

この映画では、貴樹の明里に対する心情がうまく表現されており、見てるこっちまで「あぁ切ない」ってなります。印象的なシーンは、連絡の途絶えた明里に対して、送る先もないメールを書き続けているシーンです。忘れられないんだろうなと感情移入してしまいます。分からんでもないです、その気持ち。

 

〇ラストシーンでエモさ爆発

ラストでは、小田急線の踏切で貴樹と明里がすれ違うシーンがあります。切ない、胸が熱くなります。叶うことはないはずの再開が偶然に訪れた結果...。もう二度と会うことはないにしても、それぞれの人生を再度歩み始める、そんな貴樹のけじめをつけるようにも思えるシーンでした。

ちなみに、"エモい"という言葉の語源は、英語の"emotional"に由来しているそうです。「感情に訴えかけてくる」「趣がある」とか。新海作品が公開されるたびに話題に上がる(気がする)背景画の繊細さにも注目していただきたいです。東京の市街地にある桜の花びら...エモです。

 

「天気の子」が公開され、新海誠監督の人気度は今や世界中で話題になっています。

恐らく、三年後にはまた新しい作品の情報が公開されると思うので、それまでに過去の作品を復習してみるのも良いのではないでしょうか。いや見ていただきたい。「言の葉の庭」を特に見ていただきたい。推します。

 

以上、以前より雨がもっと好きになった、そば粉でした。

 

 

2019年10月 9日 学生TA |


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