名古屋学院大学 学術情報センター部(ブログ):名古屋学院大学(NGU)学術情報センターの愉快な毎日を綴っているブログです。 学情のイベントやお知らせなど随時紹介します。

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DVD「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」入りました

お久ぶりです、2回目のはんぺんです🍢!

今日は、10月に新しく入ってきたDVDの中から1作品紹介します。

『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』

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【あらすじ】

親、学校、すべてに不満ばかりの女子高生の百合。ある日母親と口論になって制服のまま家を飛び出し、裏山の防空壕跡で一夜を過ごすが、朝目が覚めるとそこは、戦時中の日本。炎天下の中倒れそうになっている百合を、通りかかった彰が介抱し、軍の指定食堂へ連れて行く。百合はそこで女将のツル、勤労学生の千代や、石丸、板倉、加藤達と出会う。食堂で働くことになった百合は、彼らとの日々を過ごしていく中で、誠実で優しい彰に徐々に惹かれていく。しかし、彰は特攻隊員で、間もなく命を懸けて戦地へ向かう運命にあった。

この作品は、汐見夏衛さんの小説が実写化されたものであり、上映中は若者を中心に大きく反響があったように感じます。

特攻隊員にも愛する家族や大切な人がいて、それでも国のために命を捧げることが正しいとされてきた時代。

逃げ出したくても、戦争の状況下に不満を呟いても周りから批判を受ける世の中。

当たり前に自分たちが生きられる権利は保証されておらず、いつ食べ物がなくなり、家族や大切な人を失い、明日自分が生きているかさえもわからない。

そんな未来が不安定な毎日でさえも、明るく歌を歌い元気に過ごす特攻隊員、百合や隊員たちを暖かく見守る女将のツルさんの姿にはとても勇気づけられます。

また、私たちと同じ現代を生き、戦時下を知らない百合だからこそ伝えられる真っすぐな気持ちに、心が苦しくなると同時に、共感する部分もありました。

未来ある若者が特攻へ行く。私たちとあまり変わらない年齢の人々が物語の主軸となり、タイムスリップというファンタジー性、恋愛の描写もあることで、重苦しいものになりすぎず、現代の若者も受け入れやすい作品だと感じます。

そしてクライマックス、時代を越えて彰を愛する百合に、どんな運命が待ち受けているのか・・・?

福山雅治さんの歌う主題歌「想望」と相まって、涙なしでは観られません!  

今月から学術情報センター4階で視聴可能なので、ぜひチェックしてみてください🌟

2024年10月18日 学生TA |


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