スタッフ: 2013年4月アーカイブ
4月17日(水)白鳥学舎にて、学術情報センター学生サポーターの会を
開催しました。
1年間の企画の予定や担当を決める、言ってみれば仕事始めのような集まりです。
今年も新しいメンバーが加わって、これからどんな活動ができるのか、
期待がふくらむ顔合わせとなりました。
展示の担当の割り振りは、新メンバーも積極的に「がんばります」と
引き受けてくれて、すんなり決定。
イベントの提案では、これまでの企画のよかったところや今ひとつかなと
思ったところなどを挙げながら、いろいろな意見を出し合いました。
「読書会」や「本屋さんツアー」「体験教室」
すっかり恒例の行事となりましたが、さらにパワーアップするためには
どうしたらいいのか、みんな真剣に考えてくれました。
今はぼんやりとしたイメージでしか思い浮かばなくても、それがヒントに
なって新しいアイデアが生まれることもあります。
皆さんも学術情報センターへの要望や提案等ありましたら、ぜひスタッフや
サポーターに話してみて下さい。
ひょっとすると実現してしまうかもしれませんよ。
最後はサポーターさん同士で、カウンタ業務の注意事項や気がついたことなどを
確認して終了。
今年も頼りにしています。よろしくお願いします。
(名古屋のスタッフ くり)
1年前の春。
慣れない仕事に疲れ切っていたころ、偶然目にした一枚の人物写真。
優しくてあたたかいのに、哀しさの漂うその写真に、本当に私は一瞬で魅せられました。
その時、写真の神様が私の前に降臨したのです。
その写真を撮った同僚に、私に写真を教えてください!と、即座に弟子入りを志願。
それが、写真に憑りつかれる日々の始まりでした。
そんな私が昨年一年間で読んだものといえば、
「日本カメラ」と「アサヒカメラ」という写真雑誌のみ。
いわゆるちゃんとした本は、本当に1冊も読みませんでした。
そんなこんなで今回は、私がぜひ見てみたい写真集を紹介したいと思います。
ハービー山口「HOPE」シリーズ
仕事を休み、家族にも内緒で行ったハービー山口の写真展で、
この本に掲載されている写真のオリジナルを観てきました。
「人のこころをポッとあたたかくする写真を撮りたい」という彼は、
人物写真しか撮りません。
この2冊もいろんな人々のスナップ写真集ですが、タイトルを見てわかるように、
311の方はあの震災で被災された方々が写っています。
もちろん、笑顔ばかりの写真ではありません。
でも、彼の写真からは、
そんな方々にそっと寄り添うような優しさとあたたかさが伝わってきました。
私もいつか、こんな写真が撮れるようになりたい。
ていねいに心をこめて、被写体になってくれた人に喜んでもらえる写真を撮りたい。
そう思いながら、彼の写真を観ていました。
どうかみなさま
今後私が突然、あなたの写真を撮らせてください、と言い出しても、
びっくりしてどん引きしないでください。
そしてできることなら被写体になってくださると、とっても嬉しいです。
1年ぶりに舞い戻ったうぱこからのお願いでした。
(瀬戸のスタッフ・うぱこ)
大学生たちの就職活動をSNSとともに描いた小説 『何者』。
今年1月に、直木賞を受賞した作品です。
朝井リョウ著 『何者』
主人公の大学生男子 拓人は、就職活動を通して
同じアパートに住む付き合って間もないカップルや
就職はぜずに演劇一本で生きていくと決めた元サークル仲間、
現実的な理由から就職しなくてはいけないとがんばる女友達などに
いろんな思いを巡らしています。
そして、またそのサークル仲間も、カップルも女友達もそれぞれの将来への思いを
ツイッターでつぶやいています。
就職活動を行っていく中、内定が出てくる人、そうでない人・・・と
話が進んでいきますが、
終盤には、喪黒福造(「笑ウせぇるすまん」)にドーン、と
指をさされたような衝撃が待っています。
生きていると否が応でも、自分と他人を比較したり、違いに気づかされる時がありますが、
就職活動はまさに、自分と向き合い自分が何者かを考える時間でもあると思います。
あなたは、何者?と聞かれ、
私は、こういう者です。と、はっきりと答えられる人は少ないと思います。
それは年齢がいくつになっても。
人にはその時々でいろんな顔があり、様々な感情を持ち合わせているし、
割り切れないくらい混沌としているからです。
でも、それでよいのだと思います。
この本を通して、よくわからない自分と真摯に向き合い、
自分自身のことを考える時間こそが何よりも貴重なのかなと感じました。
(なごやのスタッフ 春)
2013年度が始まりましたね。
新生活をスタートした人も多いかと思います。
これを機会に自炊デビューする皆さんに、お助け情報!
白鳥図書館に新しい雑誌が入りました。
超初心者向けの写真図解式レシピがとってもわかりやすくて、しかも
分量はすべて1人分。
「お塩少々」ってどのくらい?と思ったら、巻頭に毎号掲載されている
写真を見れば一目瞭然!ものすごく親切なんです。
料理を全くしたことがない人でも、作れそうな気がしてくるはず。
ちなみに、瀬戸図書館にはこちら。
NHKテレビテキストなので、放送を見ればさらにわかりやすいかも。
中のイラストのゆるさが好きです。(そこ?そこなの?)
どちらの雑誌も、ホームページがまたすごく楽しくて、役立つ情報が
満載です。
がんばって料理始めてみませんか?一生使えるワザですよ。
(名古屋のスタッフ くり)
現在、名古屋キャンパス図書館にて「パステルカラー展」を開催しています。
2013年度も始まり、キャンパスも賑やかになってきました。新生活ココロ弾む季節ですね♪
今回の展示は「テーマ」を決めず、ピンク・イエロー・オレンジ・グリーン・ブルーなどなどPOPなパステルカラーの表紙を中心に選書を行いました。どの本もとても色鮮やかで気分が上がります(笑)
また、一部「色彩本」も展示されているので色に興味を持った方はこちらもぜひご覧下さい。
春爛漫ッ。。。心うきうき楽しい新学期迎えてください。
ぜひ、図書館にも足を運んでくださいね。お待ちしております。
場所 : 名古屋キャンパス 白鳥学舎 曙館 3階 学術情報センター(図書館)
期間 : 2013年4~5月
展示の様子はこちらから
(りん)
Amazon Kindleストアで『草原の椅子』を購入し、
iPhoneで読んでみた。
Kindleは、文字の種類を自由に選択することができる。
私が読んだサイズは、
iPhoneの画面で、
25文字×8行(縦書き)。
この文字数が、とても読みやすい。
次、次とページ?
(電子書籍にはそもそもページの概念はないが・・)
をめくることになり、
私って、読むの速くなった? と錯覚してしまう。
『草原の椅子』は宮本輝が、阪神淡路大震災で被災し
40日間におよぶシルクロードの旅の後に書かれた小説で、
毎日新聞社より1999年に出版されている。
最近、映画化された。
Kindleでは、幻冬舎文庫に基づいている。
文庫でのページ数は、
<本>
上巻 373p
下巻 425p
私の場合、上下あわせて800p の本ともなると
読むのに気合いが必要であるが、
電子書籍では、物体としての量(厚み)が目に見えないせいか、
どんどん 読みすすむことができる。
価格はどうか
<本> <Kindle>
上 630円 570円
下 680円 616円
計1,310円 1,186円
少しだけ、本で買うよりKindleが安い。
読みやすさ、携帯性、家の本棚のことを考えると
たぶん 私はこれから、kindle で本を買うことに
なりそうである。
私はiPad miniと同期させているので、
自宅では、大きな画面で読みかけのページから読むこともできる。
Kindleは端末を選ばず、アプリを使えば、
どのデバイスでも、同じ本を読むことができる。
これが魅力である。
Kindleについて、もっと知りたい方にはこちらを
おすすめします。
名古屋のスタッフ そら