私の願い
1年前の春。
慣れない仕事に疲れ切っていたころ、偶然目にした一枚の人物写真。
優しくてあたたかいのに、哀しさの漂うその写真に、本当に私は一瞬で魅せられました。
その時、写真の神様が私の前に降臨したのです。
その写真を撮った同僚に、私に写真を教えてください!と、即座に弟子入りを志願。
それが、写真に憑りつかれる日々の始まりでした。
そんな私が昨年一年間で読んだものといえば、
「日本カメラ」と「アサヒカメラ」という写真雑誌のみ。
いわゆるちゃんとした本は、本当に1冊も読みませんでした。
そんなこんなで今回は、私がぜひ見てみたい写真集を紹介したいと思います。
ハービー山口「HOPE」シリーズ
仕事を休み、家族にも内緒で行ったハービー山口の写真展で、
この本に掲載されている写真のオリジナルを観てきました。
「人のこころをポッとあたたかくする写真を撮りたい」という彼は、
人物写真しか撮りません。
この2冊もいろんな人々のスナップ写真集ですが、タイトルを見てわかるように、
311の方はあの震災で被災された方々が写っています。
もちろん、笑顔ばかりの写真ではありません。
でも、彼の写真からは、
そんな方々にそっと寄り添うような優しさとあたたかさが伝わってきました。
私もいつか、こんな写真が撮れるようになりたい。
ていねいに心をこめて、被写体になってくれた人に喜んでもらえる写真を撮りたい。
そう思いながら、彼の写真を観ていました。
どうかみなさま
今後私が突然、あなたの写真を撮らせてください、と言い出しても、
びっくりしてどん引きしないでください。
そしてできることなら被写体になってくださると、とっても嬉しいです。
1年ぶりに舞い戻ったうぱこからのお願いでした。
(瀬戸のスタッフ・うぱこ)

