イスラエルー人類史上最もやっかいな問題-

| | トラックバック(0)

人口1000万に満たない小さな国イスラエル。なぜこれほど世界のトップニュースになるのだろうか。

パレスチナとの武力衝突、イスラエルからの直接攻撃など、ニュースでやネットで現地の悲惨な状況を目にする機会が多い。国同士が争う理由は分からなくても、家を失い、家族を失い傷ついた人を見るたび心が痛む。 

イスラエル人とパレスチナ人はどちらが正しいのか、どちらも間違っているのか。「どちらも、自分ではどうにもならない力の、お互いの、そして、自分自身の犠牲者なのである。」それをあぶりだす試みを著者は行っている。

この世界で最も複雑で、やっかいで、古代から続く紛争に注意を払うべき理由、紛争の解決を求める人びとを支援することが、中東のみならず世界にとっても重要である理由を語る物語である。国際社会の一員として"この国"を正しく理解するための入門書。

ぜひ、お読みください。

イスラエル 人類史上最もやっかいな問題』/ダニエル・ソカッチ著

難民.png

瀬戸の図書館員 とらねこ探偵ミロ

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: イスラエルー人類史上最もやっかいな問題-

このブログ記事に対するトラックバックURL: https://blog.ngu.ac.jp/mt/mt-tb.cgi/9457

栞輪漫画へ
  • YouTube折り方動画へ

  • ※画像をクリックすると漫画の原稿が表示されます。

    蔵書検索

    アーカイブ