イスラエルー人類史上最もやっかいな問題-
人口1000万に満たない小さな国イスラエル。なぜこれほど世界のトップニュースになるのだろうか。
パレスチナとの武力衝突、イスラエルからの直接攻撃など、ニュースでやネットで現地の悲惨な状況を目にする機会が多い。国同士が争う理由は分からなくても、家を失い、家族を失い傷ついた人を見るたび心が痛む。
イスラエル人とパレスチナ人はどちらが正しいのか、どちらも間違っているのか。「どちらも、自分ではどうにもならない力の、お互いの、そして、自分自身の犠牲者なのである。」それをあぶりだす試みを著者は行っている。
この世界で最も複雑で、やっかいで、古代から続く紛争に注意を払うべき理由、紛争の解決を求める人びとを支援することが、中東のみならず世界にとっても重要である理由を語る物語である。国際社会の一員として"この国"を正しく理解するための入門書。
ぜひ、お読みください。
『イスラエル 人類史上最もやっかいな問題』/ダニエル・ソカッチ著
瀬戸の図書館員 とらねこ探偵ミロ