格差と分断の社会地図
「2040年問題」というキーワードを聞かれたことはありますでしょうか。
2040年になると第三次ベビーブームに生まれた「団塊ジュニア世代」が65歳以上の高齢者となり、高齢者の人口はピーク。少子高齢化が進み、これを極めることとなる。これが「2040年問題」です。具体的な問題は
①一人の高齢者を15人で支えることとなる。
➁年金、医療、介護などに使われる社会保障給付が現状の1.6倍となる。
➂単身(おひとりさま)の貧しい高齢者が増加する。等々経済的に社会全体が
圧迫され、苦しくなるということです。
本書では、現実起きている世界での格差による社会の分断、日本においても格差による階層の分断、すなわち社会的弱者の一層の貧困が生じ、コロナ禍を通じてよりそれが鮮明になってきていると述べられています。
筆者は、若い人にも身近なところで起きている、社会的弱者である子どもの貧困、増加するであろう老人の貧困、こういった現象をリアルに気づいてもらうことに期待しています。
(図書館スタッフ 東空)