京都、行こう
こんにちは、もくもくです。
今回ご紹介する図書は、皆さんがたぶん一度は行ったことがある
京都の美術鑑賞に関するものです。
著者は「美術解剖学」という、少し聞きなれない分野を基盤として
芸術や文学の批評、解剖学の著作などの執筆活動をされている方です。
修学旅行に行く当時中学生の息子さんなど、
京都初心者にむけたガイドブックのため、
というのが執筆の動機だそうですが、
それだけにわかりやすく、この場所では何をどう見るのか、
そこはどういう美しさなのかを
シーンごとに解説してくれています。
描写がリアルで、読んでいると景色が思い浮かぶようで、
お寺、庭園、建築果ては垣根に至るまで、京都のもつ様々な美しさを
言葉を尽くして教えてくれます。
何というか、自分が行ったことのある場所が、
ただ見ていただけだったと思い知らされました。
勿論、ただ見るだけも素敵なのですが、知ることができれば
そのさきに進んで、京都の美しさをより感じることができる
のではないかと思います。
皆さんは読後に、どの場所を選ぶのでしょうか?
そんなことを想いながら、読んでみるのも面白いですね。
(名古屋の図書館スタッフ:もくもく)