『漢和辞典的に申しますと。』 

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こんにちは、もくもくです。

ここ数年、辞典編集者による書籍を目にするようになりました。

それぞれ、辞書を別の角度から見ることを教えてくれて、面白いですね。

その中でも今回ご紹介する著者は、漢和辞典の編集者として、

長くお仕事をされてきた方です。

 

漢和辞典のお仕事をする中で見つけた、漢字に関する様々な面白いことを

詰め込んだおもちゃ箱のようだと、この本について著者は説明しています。

日常生活の中でも、目にする漢字にツッコミを入れたくなることなどに

職業病と本人は書いていますが、自分なら当たり前に読み飛ばしてしまう

文字(漢字)から、こんなことを考えるのかと、その内容の凄さに驚いたり、

ほのぼのとしたりしました。

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『漢和辞典的に申しますと。』円満字二郎著

この方の著書は名古屋学院図書館でも「漢字ときあかし辞典」(しろとり所蔵)、

漢字が日本語になるまで」(瀬戸所蔵)ほか

数冊所蔵しています。機会があれば、手に取ってみて下さい。

 

ところで、円満字という苗字は本名で、全国に20人足らずしかいない稀少な姓だそうで、

こんなところも素敵です。

 

(名古屋の図書館スタッフ:もくもく)

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