名字って本当にたくさんありますよね

| | トラックバック(0)

名字でわかる日本人の履歴書 : なぜ東日本は「佐藤」「鈴木」が、西日本は「田中」「山本」が席巻したのか(瀬戸図書館所蔵)

9784062727051_600.jpg

《へぇ~「佐藤」さんと「鈴木」さんは東日本に多いのか~ 
日本人に多い名字のツートップだから全国的なんだと思ってた~》

という単純な私の感想から手に取ってみた本書。

ところで名字って何?姓となにが違うの??苗字ともいうよね???

ちなみに「名字」と「苗字」のどちらも「家の名」を表す言葉で、それぞれが指すものに違いはなくどちらも正しいそうですが、 現代では「名字」の方が広く用いられているとのこと。

名字のルーツで多いのは地名や職業名と結びついたものだそう。
たとえば木工職をしていた藤原さんは木工の工と藤原の藤をとって工藤さん。
伊勢に多い藤原さんだから伊藤さん、といった風に。

本書の内容は以下の通り(「目次」より抜粋)
●名字のルーツを分布から探る
●メジャーな名字でも分布は偏る
●方位に由来する名字の偏り
●名字の分布は歴史を反映している
●東西の名字の違いに浮かぶ日本人の足跡
●漢字や読み方の違いの分布の歴史的背景
●名字解明から日本人の歴史の解明へ

ご自分の名字の由来を知っていたりすると、自己紹介する時など豆知識としてお話しするのも一興かもしれませんね。

巻末に全国200位までの名字ランキング表があります。

あなたの名字はランクインしていますか?

(瀬戸図書館スタッフ:signet)

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 名字って本当にたくさんありますよね

このブログ記事に対するトラックバックURL: https://blog.ngu.ac.jp/mt/mt-tb.cgi/8909

栞輪漫画へ
  • YouTube折り方動画へ

  • ※画像をクリックすると漫画の原稿が表示されます。

    蔵書検索

    アーカイブ