「1本のペンで世界を変えられる」
皆さんはマララ・ユスフザイについて、どれくらいご存知でしょうか?
私は以前はニュースでかじった程度...「女子の教育の権利を訴え、タリバンに撃たれたが奇跡的に生還し、17歳でノーベル平和賞を受賞した女性」ぐらいの知識でした。
『わたしはマララ』を読むまでは...
ベストセラーにもなった本ですので、きっともうお読みになられた方も多いことでしょう。
私は中高生の子供たちの読書感想文用の図書として、購入しました。
最初はそんな程度で読み始めましたが、読み進めるうちマララの純粋な、でも熱い教育への思いに感銘を受けました。
彼女から発せられるいくつもの名言は、まだ十代の少女の言葉とは思えない不思議な力を持っています。
そのうちの幾つかをご紹介したいと思います。
・「銃で撃てるのは体だけ、私の夢は銃では撃てない」
・「たとえタリバンが学校の門を閉ざしても、学びたいという私たちの心の門までは閉ざせない」
・「『ペンは剣よりも強し』ということわざがあります。これは事実です」
・「本を取り、ペンを手に取りましょう。それが私たちの最も強力な武器です」
・「1人の子ども、1人の教師、1冊の本、そして1本のペン、それで世界を変えられます」
今これを文字に起こして感じました...私の下手な感想なんかいらないですね。
この言葉の中にマララの教育への熱い思いは込められていて、きっと世界中の誰の心にも響くはずです。
マララの想いが今戦闘が起こっている国々にも届きますように...そして、世界中のすべての子どもたちが教育を受けられますように...
(名古屋の図書館スタッフ あかトマト)
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 「1本のペンで世界を変えられる」
このブログ記事に対するトラックバックURL: https://blog.ngu.ac.jp/mt/mt-tb.cgi/8854