【部屋の中で見る青空】絶対秘密にしておきたい Part2
ごきげんよう、スタッフのかえるまんじゅうです。
私は以前このブログで、泉鏡花の『外科室』という作品を紹介しました。(その記事はこちら)
今回はその対になる様な作品を見つけたのでご紹介します。
モーリス・ルヴェル『麻酔剤』
ある女性が、麻酔の必要がある手術を受けることになり、恋人がその手術に関わる、という点が共通しているのですが、この作品の女性はすんなりと恋人の手によって麻酔をかけられることを受け入れます。
ただそれに対する恋人は、患者の女性とは秘密の関係であったために恋人の手術に関わる事にためらいを感じます。そして取り返しのつかない悲劇を引き起こしてしまうのです。
同じシチュエーションを描いた物語でも、作者が違えば雰囲気や結末も変わるのですね。2つの作品を読み比べてみるのも楽しいですよ。
※モーリス・ルヴェル『麻酔剤』は青空文庫からすぐに読めます。タイトルをクリックしてください。
(なごやの図書館スタッフ かえるまんじゅう)