フィギュアでおなじみ。
こんにちは、もくもくです。
数年前に海洋堂の企画展示観たことがあります。
有名なアニメキャラから仏像、恐竜など幅広い作品群と、
それらの緻密な表現力に驚き、魅了されました。
でも、恥ずかしながら「ガレージキット」や「原型師」という言葉を
私はこの本で初めて知りました。
大阪の模型店から世界的メーカーとなった海洋堂。
今ならブラックと言われかねない労働環境なのに、
好きだから、血が騒ぐから?と研鑽と努力を重ね、より精度の高いものを創り出していく。
造形のためなら何でもやると、作者のいう海洋堂の怪しい面々。
できる人間が創りたいものを作る。出来なくなれば、去っていく残酷な実力の世界。
その世界に魅せられ、ガレージキットの原型師に、本気でなりたいと思っていた作者は
凄い才能の持ち主たちを目の当たりにして、叶わないことを知っていきます。
そんな作者が80年代当時の業界事情や、3年間過ごした海洋堂で起きた出来事を
原型師たちへの羨望を交えつつ、鮮やかに描いています。
(名古屋の図書館スタッフ:もくもく)