【部屋の中で見る青空】考えさせられます。
『レ・ミゼラブル』で有名なフランスの文豪ヴィクトル・ユーゴー。
子どもの頃、小学生向けに書かれた『ああ無情』を読んで感動し、以後本が好きになりました。
私の中では読書経験のはじめの一歩として忘れられない作家です。
そのユーゴーが1829年に書いた『死刑囚最後の日』。
死刑の判決を受けてから断頭台に立たされる最後の瞬間までの、
一人の男の苦悶を一人称で語っています。
当初発表されたときは無名作家の作品として名を伏せ、
その後1832年にユーゴー作と公表する長い「序」が発表されました。
この序で死刑制度廃止を訴えています。当時死刑は大勢の人々の前での公開処刑。
断頭台の切れ味が悪く悶絶する場面などが書かれていて残酷な処刑の様子が目に浮かびます。
日本には今も死刑制度があります。
法学部の資料室には関連の本も数多ありますので、いろいろな角度から考えてみるのもおすすめです。
※ヴィクトル・ユーゴー『死刑囚最後の日』は青空文庫からすぐに読めます。タイトルをクリックしてください。
(図書館スタッフ:フエルトうさぎ)