もはやクイズ番組向けの知識かもしれない
皆様こんにちは、勝山道です。
この記事を読んでくださっているそこのあなた、突然ですが「歴史」はお好きでしょうか。
当の私は、残念ながらあまり好きではありません。興味もなければ成績も悪かった、という印象ばかりが残っています。
なんの自慢にもなりませんが、私筋金入りの「歴史」アレルギー。意識的にか無意識的にか、あらゆるジャンルで「歴史」を避けまくっています。何がこうさせたのか今となっては分かりませんが、とにかく「歴史」が一切身につかないまま今日を迎えております。
しかし人間とは変わるもの。学校という環境から解き放たれるや否やその環境の尊さに気づくわけです......隣の芝生は青く見えるとも言います。
とはいえ今から学校に入りなおすのも不可能ではありませんが現実性が低く、個人的に勉強というのも難しい。興味のない分野ほど勉強すべきところですが、興味のない分野の勉強など苦行もいいところです。
そこでどうするかというと、本を読むのです。それも"きっちりかみ砕かれた分かりやすく楽しい本"を。
......ということで、"きっちりかみ砕かれた分かりやすく楽しい本"を本日は紹介させていただきます。
『面白すぎる!日本史の授業 : 超現代語訳×最新歴史研究で学びなおす』
著者は河合敦と房野史典。後者はなんと名古屋学院大学卒業のお笑い芸人。そのうえ本まで出していらっしゃるのですから頭が下がります。
本著は「超現代語訳」とある題の通り、読みやすさを主眼として作られた日本史の歴史書となっています。歴史研究家の河合氏と歴史好き芸人の房野氏が掛け合うような形で、現代における日本史のあれやこれやを解説していく構成なのです。
いつのまにか鎌倉幕府が1192年じゃなくて1185年だと言われていると思ったら実はまた違うとかなんとか、歴史とは考証が進むにつれて変化していくものです。
......上記のような変化に代表されるように、歴史という堅そうな言葉と裏腹にアバウトなところのある歴史学に入っていくには実にうってつけな一冊ではないでしょうか。
そんな『面白すぎる!日本史の授業 : 超現代語訳×最新歴史研究で学びなおす』はしろとり3階図書館に所蔵されております。
ちなみに、今回紹介した本以外でも『13歳のきみと、戦国時代の「戦」の話をしよう。』『超現代語訳戦国時代 : 笑って泣いてドラマチックに学ぶ』など房野氏の著書が所蔵されておりますので、ご興味のある方は是非併せてご利用ください。
それでは失礼いたします。
(しろとり図書館スタッフ:勝山道)
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