日常に潜む毒
読んだのはだいぶ前、宮部みゆき作品は初期の方が明るくて好きだった。
世相を反映して、犯人像がもやっとして"現代"という感じがする。
ありふれた毎日に潜む「毒」...どこにいたって、怖いものや汚いものには遭遇する。
暗い...が、さすが宮部みゆき作品は面白い。
もやっとして読後の爽快感はないが、時にはこういうのも良いかも。
財閥企業で社内報を編集する杉村三郎が主人公で、彼の身の上にもいろいろある。
同じ主人公で他にも数作品あり、数年前小泉孝太郎君主演でドラマ化も。
(瀬戸のスタッフ:emirin)
宮部みゆき『名もなき毒』