友情・愛情
こんにちは。図書館スタッフのにこいちです。
みなさんは交換日記したことがありますか?
今の大学生の方たちが中学生や高校生頃には、携帯電話が普及していたのであまり馴染みがないかもしれませんね。
私は中学生のころ、クラスの多数の子達と交換日記をしていたのですが、多感な中学時代、
みんなは恋や友達について悩み、その交換日記上で相談を繰り広げていました。
これは私もみんなに良きアドバイスを!と思い紹介したのがこちらの本です。
武者小路実篤著『友情』
主人公の野島君が杉子さんに恋をし、その想いを親友の大宮君に相談しながら二人の友情は深まっていくが...
という青春小説なのですが、当時中学生の私は「昔の人も恋や友情に悩んでるよ!みんなと一緒だよ!」みたいな感じで割とそれぞれの登場人物に共感して読んでいました。
それが大人になって読み返してみると、
野島君...それは怖いよ。一方的すぎるよ。
杉子さん、えっ!結構辛辣!
大宮君、そのカミングアウトの方法はないよ...
そして最後には野島君しっかり生きるのだよ!
という感想に変わりました。
皆さんも学生時代に読む本を、大人になって読み返してみるとまた違う印象を持つかもしれませんね。
ちなみに、交換日記ではだれもこの小説には触れずに次の話題に移っていきました。
みんなが求めていたものとは違ったみたいですね☆
(名古屋の図書館スタッフ:にこいち)