子供の頃を思い出して

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子供の頃に読んだ本

面白かった!!

ということは覚えてるんだけど

内容が思い出せない

そんなことないですか?

ということで、もう一度、読んでみました。

長い話でしたが、子供用なので、読みやすかったです。

ハックルベリー.jpg

ハックルベリー・フィンの冒けん

トム・ソーヤーの冒けんにも登場するハックの冒険です。

子供の頃には、きっとハラハラしながら読んだのだと思うのですが、今では、そんな感動はないかもしれないと思いながら読み始めました。

ちょっと怖そうな?

でも、途中、後半くらいから、夢中になりました。ミシシッピ川をいかだで下るって危険すぎない?と思いながら、読み進めると、私の想像するいかだとは違って、かなり大きなしっかりとしたもののようです。

とにかく事件?の多い話です。

殺人を偽装したり、詐欺に加担したり、とんでもないことをしてゆきます。 逆らえない状況であったとはいえ、ハックは何度も心の中で、このままではいけないとわかってはいても、抜けられない葛藤を繰り返すのです。

人の心が悪に向かうのは、そんな弱いところを守ろうとするからかもしれません。奇想天外な冒険をハラハラどきどき楽しむだけでなく、ハックの心の声が気になります。忘れてはいけない大切なメッセージがあると思いました。

ヘミングウェイはアメリカ文学はこの一冊からと評しているとの事。

こどもの頃にもどって

ハックの冒険を読んでみませんか?

(図書館スタッフ:小豆)

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