お気に入りの本が壊れたら
皆さんは、お気に入りの本が壊れてしまったらどうしますか?同じ本をもう一度買いに行きますか?
今回紹介する本は『ルリユールおじさん』
(あらすじ)
ある日、女の子のお気に入りの本が壊れてしまいます。女の子はどうしても壊れた本を直したくて、街をさまよいルリユールおじさん(おじいさん?)の工房と出会います。女の子の大切な本がおじいさんの魔法の手で世界で一つだけの素敵な一冊に生まれ変わります。
『ルリユール』とは、手作業で製本を行なう職人さんの事です。
壊れた本を一つ一つ心を込めて手作業で直していく様子が、水彩画の優しいイラストで丁寧に紹介されています。この水彩画がとてもすてきです。
好奇心旺盛な女の子と、素っ気ないおじいさんとの会話も、どこか懐かしさを感じて心が温かくなります。
電子書籍も良いけれど、思い出のいっぱい詰まったお気に入りの古い本の魅力ってあると思います。
そんな事を気づかせてくれる一冊です。
講談社絵本賞受賞作品です。
(瀬戸の図書館 かるみあ)