【部屋の中で見る青空】お金と幸せについて、ある青年が思うこと

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皆さまごきげんよう、スタッフのかえるまんじゅうです。
「お金と幸せ」というテーマは、今まで多くの人が考え、悩まされてきました。
お金があればある程幸せになれる、というのはいささか安易な考えですが、
貧しくても心がけ次第で幸せを感じられるというにも、限界があります。

芥川龍之介『杜子春

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金持ちの息子だった青年の杜子春は、財産を使い果たして都の片隅で途方にくれていた。
通りかかった見知らぬ老人のお告げにより大金を手に入れるものの、あっという間に使い果たしてしまう。
その後何度か大金を手にしては使い果たすのを繰り返すうちに、杜子春はある考えを抱く。

思いがけず大金を手に入れたらどうするか、というのはおそらく誰もが一度はする空想ですが、
実際に大金が手に入ったとしても、幸せになれるとは限らないようです。
私個人の認識としては、お金は幸せになるためのものというより、不幸を退けるためのもの、と考えています。
あなたはお金と幸せについて、どう考えますか?

※芥川龍之介『杜子春』は、青空文庫のからすぐ読めます。タイトルをクリックして下さい。
(なごやの図書館スタッフ かえるまんじゅう)

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