【部屋の中で見る青空】未完成な物語
みなさん、こんにちは!
瀬戸図書館スタッフのもんぴぱです。
日本では天体観測は空気の澄んだ冬がいいといわれますが、
不思議なことに星のお祭りは夏に行われますよね。
夜に空を見上げる機会も多い季節ということで、
今回は『銀河鉄道の夜』をご紹介します。
この物語は、
貧しく自分に自信のない少年ジョバンニと、
心優しい少年カムパネルラが
銀河の祭りの日にひょんなことから銀河鉄道に乗り
二人で旅をすることになるお話です。
幼い二人の旅路は楽しくてわくわくして
どこかずっと切ない雰囲気をまとっています。
宮沢賢治さんの死後、未完成のままにみつかった物語。
その不安定さすら、この作品の良さになっている気がします。
なかなか出会えないある意味貴重な物語かもしれません!
(最近だと伊藤計劃さんの『屍者の帝国』が似たような境遇といえそうです。)
※宮沢賢治『銀河鉄道の夜』は青空文庫からすぐ読めます。タイトルをクリックしてください。
(瀬戸のスタッフ もんぴぱ)