「メイドさん」の素顔
\メイドさんが好きかーーーーーーーーッ!!/
こんにちは、スタッフのかえるまんじゅうです。
いきなり失礼いたしました。あふれる思いが飛び出してしまって......
洋の東西を問わず、お屋敷に勤めるメイドさんは漫画やアニメ、小説やドラマなど様々な作品に描かれています。
そういった作品の中で彼女らは大抵黒のシンプルなワンピースに白のエプロンをして、
雇い主である「ご主人様」や「奥様」にかしずく姿がよく見られます。
日本では彼女らを模したウェイトレスがもてなすメイド喫茶なるものもありますね。
一般的な「メイドさん」のイメージはおおむねそういった作品の中で描かれている姿がほとんどでしょう。
そこで今回ご紹介するのはこちら。
19世紀後半から20世紀初頭にかけての「働く女性の最大多数」であったメイドのリアルな生活に迫ろう、という一冊です。
仕事内容や職場(お屋敷)での人間関係、お財布事情や恋愛事情まで豊富な図版とともに紹介されています。
フィクションの中の存在ではなく、かつて実在した生身の「働く女性」としての姿を知ることができますよ。
きっと今までの「メイドさん」のイメージが変わって彼女たちを身近に感じられるようになるでしょう。
余談ですが、私は20世紀初頭のとある貴族の邸宅を舞台にした海外ドラマ「ダウントン・アビー」が大好きで、
以前イギリスへ旅行した際はドラマの撮影が行われた城館にも行ったほどです。
豪華なお屋敷を舞台に繰り広げられる波乱に満ちた人間ドラマがとても興味深くて、以前テレビで放送されていた時は毎週の放送時間を楽しみにしていました。
このドラマは、実際に貴族の爵位を持つ人が製作に関わっているだけでなく、綿密な時代考証もされていて
とても見ごたえがあります。ほとんどがセットではなく本物の城館で撮影されているため映像の豪華さも見所です。
あいにく学情には所蔵はありませんが、レンタルショップや配信サービスなどでぜひ見てみてくださいね!!
(名古屋の図書館スタッフ かえるまんじゅう)
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