騙しあいの勝敗はいかに

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皆さん、こんにちは!
学術情報センターサポーターのマロンです!

今回紹介する本はこちらの『プロパガンダゲーム』です!


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まず、プロパガンダとは政治的な宣伝という意味です。
物語の主役達は就職活動をしている大学生。
この学生達は大手広告代理店の就職試験を最終選考まで勝ち上がってきた者達である。
そんな最終選考の課題は、ゲームの中の仮想の国を戦争に導くか戦争をさせないか、どちらにするかを投票で決めるものである。
学生達は戦争をさせる側、戦争をさせない側の2つのチームに分かれて、どちらが投票数が上回るかを宣伝しあう。

宣伝をするために学生達は力を合わせて闘いをするのだが、お互いに自分の意見をぶつけあううちに険悪な雰囲気になってしまう。
果たしてどちらのチームが勝つのか、そして選考をしている大手広告代理店にはある真の目的が!?

主役達が私達と同じような学生であるため、就職活動に対する本音や人間関係の複雑さが事細かに書かれています。
就職活動を経験してきた私としても共感を持てる部分が多くありました。
選考内容は当然のことながらここまでやりすぎたものはありませんでしたが。

就職活動を経験した人、していない人、どの人が読んでも色々な感じ方ができて面白いと思うので手に取ってみてはいかがでしょうか。

(学術情報センター:マロン)

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