きりこについて
こんにちは!
最近気になる人は民族写真家のヨシダナギさんです。
サイン会やトークショーに行きたくて検索をかけています。
写真は色合いも表情も最高なものばかりです。
ヨシダさんの撮る写真はもちろん美しいのですが、
ヨシダナギさん自身も黒髪の似合うエキゾチックでとても目を惹く方です。
さいきん同じくらい気になる方は作家の西加奈子さんです。
西加奈子さんも凛とした美人さんでとっても好き。
お2人の写真を交互に見るのが最近の癒しです。
今日はそんな西さんの本を紹介します。
「きりこについて」です。
《あらすじ》
きりこは「ぶす」な女の子。
ある日、小学校の体育館裏できりこが見つけた黒猫のラムセス2世。
ラムセス2世はとても賢くて、大きくなるにつれて人の言葉を覚えていった。
両親の愛情を浴びて育ったきりこだけれど、5年生のとき好きな男の子に「ぶす」と言われ、強いショックを受ける。
悩んで引きこもる日々。やがてきりこはラムセス2世に励まされ外に出る決心をする。
美しいってどういうこと?生きるってつらいこと?
きりこが見つけた世の中でいちばん大切なこととは?
西さんはとっても美人な方なので、「ぶす」の気持ちがわかるんかい!と最初は思っていました。
主人公のきりこもきりこ自身を「美人」と思っていました。
そんな風に育ってきたきりこですが、そんな日々が崩れるときが来ます。
この日が来ると分かって読んでいましたが、その事件が起きたときにはやっぱり胸がぎゅっとなります。
しかし、西さんの書く物語にはぜんぶ希望がつまっています。
この本「きりこについて」もそうです。
最後には希望がグッとつまっている、そんなとこがぐっと惹き付けて離さないんだと思います。
隣でずっと語りかけてくれるようなお話です。。
人は外見か、はたして内面か。ラムセス2世ときりこがこの問題に最高の答えをくれます。
(名古屋のサポーター ぺちゃ)
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