奇蹟の証明(哲学)

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こんにちは、学生サポーターのさとぅーです。

今回紹介する書籍はこちらです。
  
あらすじ:
かつて、カルト宗教団体が首を斬り落とす集団自殺を行った。
その十数年後、唯一の生き残りの少女は事件の謎を解くために、青髪の探偵・上苙丞と相棒のフーリンのもとを訪ねる。
彼女の中に眠る、不可思議な記憶。
それは、ともに暮らした少年が首を切り落とされながらも、少女の命を守るため、彼女を抱きかかえ運んだ、というものだった――。
(裏表紙より引用)

今回も井上真偽の作品です。
作品の特長は探偵が奇蹟を信じており、奇蹟の証明を目標としていることです。
探偵が奇蹟の証明をするために、奇蹟の否定となる仮説をすべて事前に考え、仮説の矛盾点を突いていきます。
読んでいると哲学の講義で聞いた「神の存在証明」を思い出しました。
仮説の中から矛盾点を探しながら読むと非常に面白く読めます。自分は探偵が論破しているときに初めて矛盾点に気付きましたが...。

他の井上真偽作品同様に一風変わった探偵小説ですが、短い時間で読み終えることができるのでちょっとした時間に読むのがオススメです。
自分は3時間ぐらいで読み終えました。
前回紹介した『探偵が早すぎる』に比べると、少し敷居が高いかなと感じたので、ちょっと小難しい小説でも問題ないという方に丁度いいと思います。
学内にある井上真偽作品(全3作品)の中で常にシリアスだったのがこの作品だけなので、そのように感じただけかもしれませんけどね。

この書籍は曙館3階の図書館にありますので、ぜひ手に取ってみてください。

以上、学内の井上真偽作品を読みきった学生サポーターのさとぅーでした。

(学生サポーター:さとぅー)

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