スロウハイツの神様
こんにちは、学生サポーターのさとぅーです。
最近は過ごしやすい気温になってきましたね。
過ごしやすいのはいいのですが、自分は季節の変わり目になると指の皮がすごく剥けるので、この時期は非常に痛い目に合います・・・。結構酷い剥け方をするので、ペンを握ったりするだけで痛いです。
同じ症状の人に会ったことはないですが、同様の症状がある人は頑張ってこの時期を乗り越えましょう。
それはさておき、本の紹介に移ります。
今回紹介する本はこちらです。
あらすじ:
ある快晴の日。人気作家チヨダ・コーキの小説のせいで、人が死んだ。
猟奇的なファンによる、小説を模倣した大量殺人。この事件を境に筆を折ったチヨダ・コーキだったが、ある新聞記事をきっかけに見事復活を遂げる。闇の底にいた彼を救ったもの、それは『コーキの天使』と名付けられた少女からの百二十八通にも及ぶ手紙だった。
事件から十年。売れっ子脚本家・赤羽環と、その友人たちとの幸せな共同生活をスタートさせたコーキ。しかし『スロウハイツ』の日々は、謎の少女・加々美莉々亜の出現により、思わぬ方向へゆっくりと変化を始める・・・。(上巻裏表紙より)
この作品は、手塚治や藤子不二夫、石森章太郎が過ごしていたトキワ荘のような環境を作り、漫画家や画家などに憧れる人物達が周りの影響を受けながら成長していく青春ストーリーです。
上巻で人物紹介や人間関係の説明を行うと同時に、いくつもの伏線を入れています。下巻で伏線が回収される度に、上巻で疑問に思ったことが繋がっていきます。
ハッピーエンド(?)になっているので、気持ちよく読み終えることが出来ます。
この書籍は、曙館3階学術情報センター図書館にありますので、是非手に取ってみてください。
以上、学生サポーターのさとぅーでした。
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