文学美女との謎解き
眼鏡掛けろ!(南区の方言で「どうも」という意味)
風呂用眼鏡と実用眼鏡を使い分けている伊藤です。
さて、皆さんは本、読んでますか?
小学生の頃は図書室に入り浸って黙々と読書をしていた。
中学高校では登下校の際には電車で本を読んでいた。
今も文庫本を鞄に忍ばせているという方もいらっしゃるでしょう。
しかし中には漫画は読むけど、活字の本は読むと眩暈がする。
本の内容に興味こそあれど、活字本は読めない。
......こういったことに共感される方もいるかと思います。
言わば「読書アレルギー」が共感できる方にオススメなのがこちらの一冊!
『ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち 』
愛称はビブリア(以後ビブリア)と略されているこの小説、一体どんなお話か、少しあらすじを
鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋「ビブリア古書堂」。そこの店主は古本屋のイメージに合わない若くきれいな女性だ。残念なのは、初対面の人間とは口もきけない人見知り。接客業を営む者として心配になる女性だった。だが、古書の知識は並大低ではない。人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれることも、彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。これは"古書と秘密"の物語。
(Amazon.商品ページから引用)
とまあ、簡潔に言ってしまえば美人古本屋店主の謎解き物語ですが、
こちらのあらすじは誰かが語っているような印象を感じませんか?
これは(恐らく)もう一人の主人公で語り手である五浦大輔の視点からのあらすじだからです。
みなさんにこのビブリアをオススメする一番の理由がこの五浦大輔なんです。
この五浦大輔、実は「読書アレルギー」であり、先述のような
「本の内容に興味はあれど、活字本は読めない」キャラクターです。
そんな人物がひょんなことから古本屋で働くことなり、
またひょんなことから古本を巡る物語を展開させていく...
...ビブリアは五浦大輔という本が読めない人の視点から物語を描いていますので
今まであまり本を読んでこなかった人にもオススメの一冊です。漫画版も出てますしね。
ビブリアは学術情報センター三階図書館にありますので、借りられてはいかかでしょう?
以上、腕時計をきつく巻き過ぎて左手の血の流れが止まっていた伊藤でした。
学生サポーター:伊藤
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