電子書籍の時代
今日は電子書籍
で読んだ本のうち、図書館に蔵書してあるものを紹介します
ここで疑問がひとつ浮かぶと思います
紙とインクにより印刷された本
と
電子機器で読む本
は両立するのかという問題です
元々本が好きな人は、本を電子媒体越しに読むことに抵抗がないのか
と思う人もいると思います
あるいは
その本自体への感じ方が変わってしまうのではとか
僕もハードカバー好きです
僕が利用してるのはアマゾンから出ているKindleのペーパーホワイト
ほとんど電力を抑えたリーダーで画面がほとんど紙に近く、電子という感じがあまりしない
元々、ちょっとした旅とか長距離移動の時の読書のために
持ち運びに便利なものを探していたのがきっかけです
たしかに初めは違和感とか読みにくさはありましたが
思い立ったとき楽に開けるからか、すぐに慣れました
使っているうちにいろんなメリットを発見しました
その1 画面
まずなんと言っても目に優しいことですね
特殊な媒体なので、スマホやタブレットとは違い、長時間見ていても疲れにくい
太陽の真下だって読めちゃいます
紙のように手で押さえる必要がないというのも地味に良いところ
その2 機能
気になった単語、一文やセリフを記録しておけたり
分からない語彙にタッチするだけで自動で辞書かウィキペディアにアクセスしてくれます
英単語や漢字の勉強にもなりますね
充電もすごく持ちます、少なく見積もっても一ヶ月は持つでしょう
購入もわずかワンクリックでダウンロードも数秒です
その3 容量
いくらでもはいります、外出先で持っている本すべてにアクセスできるし最大のメリットと言えます
棚に置かなくていいから最高の収納品ですね
iTunesにも言えることですが
家の中にCDやらレコードやら本を置く必要がすごく軽減されましたね
アップルやアマゾンは我々の生活をガラッと変えました
他にも紙の本より安かったり無料のもあって便利すぎます
とはいえインターネット後の世界でもラジオやTVや映画が残っているように
紙の本の需要が急低下するようなことはありません
むしろ紙の本の本来の良さを再発見できると思うし
とにかく両者をうまく用途に合わせて両立させることがコツですね
青空文庫でまずよかった著者が「坂口安吾」です
以前にも紹介しましたが、キンドルで新鮮に読めました
戦後の日本に衝撃を与えた『堕落論』や、本来の「美しさ」について唱えた『日本文化私観』
これらのエッセイは読みやすくオススメですが、彼の堕落論的思想がこの小説にも表れています
『白痴』
それからやっぱり夏目漱石
ほどんど揃ってると思いますよ、吾輩は猫であるを少しずつ読むのが好きです
文がいいから途中から読んでも面白いですね漱石さんは
『夏目漱石』
そのほかにも、個人的に気に入ってるのが新書です
雑誌の類が電子に向いてないかわりに、新書は向いてると思います
気軽に買えて読めるというのが持ち味ですが、お目当てのものが書店や図書館にいつもあるとは限りません、それに毎日何かしら発売されているものですから、探すのも苦労します
Kindleならストアから瞬時に見つけ、買えるし
あなたへのおすすめのような本も自動的にアップしてくれますしね
そもそも、「Kindle」についての本は、例えばこちら
電子なので一見、4F学情にありそうですが、Kindleについての本は実は3F図書館のほうが揃ってます
意外ですねえ
Kindleをうまく使いこなすための本ですが、やはりペーパーホワイトの端末をオススメしていました
極力無駄を省き、読書に集中させるような媒体なのに
実は他のタブレットに比べてこんな良い面があるということを使い込むうちに発見できます
紙の本と電子書籍
について考える際の参考になればと思います
どちらもうまく活用していきたいです
学生サポーター あっきイ
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