イエスのすすめ
世界人口の内の23億人まで信者を広げているキリスト教
ハロウィンやクリスマスのように日本にも一応影響が広がっています
が
本来的な意味ではほとんど根付いていませんね
イタリアの服を着こなし、スイスの時計をして、英国のロックを聴きながら、
ドイツの車を乗り回し、スペインサッカーを楽しみ
ハリウッドを観たり、あるいはロシア文学をたしなんだり、
そして中華を食べ、愛を語るためにフランス語の勉強をし、
そして中華を食べ、愛を語るためにフランス語の勉強をし、
ポルトガルのワインを味わい、
時々日本人であることを思い出すために神社へ行き
休暇には南国でバカンスをし
最後はインドネシアのコーヒーでしめる...
例えばこれがグローバリズムですね
実は
急速に広まるグローバリゼーションの背景にはキリスト教が深くかかわっているのです
が
それはキリスト教的な価値観、思想、文化などが普遍性を持っているからと考えられます
つまり
今の世界のあり方を根本から理解するにはキリスト教について知っておく必要があるのです
そのためにはやはり本です
キリスト教や神学などの宗教関連の書籍は、その歴史から考えても膨大な量がありそうですが、本学においてもキリスト教主義の大学ですから、いろんな本が図書館に入ってきます
ではその中からいくつか、面白い、勉強になると思ったものをお知らせします
これはキリスト教神学を学問として、教養として学ぶのではなく
その前の、そもそも「信じる」ってなんだろう
この科学の時代になぜ神を信じるのだろうか
というような初歩的な疑問に答えるものです
ではキリスト教を学問として、あるいは神学としてとらえるものがこちら
神学部出身の元外交官で今は主に作家として活動してる特殊な経歴の持ち主
佐藤優さん
この人の本の全体に言えることですが
その人生で得てきたものが生き生きと、そして書物としてしっかりと書かれています
そしてもう少し深く掘り下げたものが
『神学の思考』
だったり
あるいは
『同志社大学神学部』
です
神学部生として過ごしたことが、彼の人生の礎となっているようです
勉強したり本を読んだりしなくては、と煽動される凄い本ですね
他にも佐藤優氏の書物はどれも面白く、
国際政治や地政学的な政治に関する本、ビジネスパーソン向けの本、
教養のための本と幅広く書いています
どれも一定の質が保たれているので
気になったものを一冊手に取ってみてみるといいと思います
それから学問、教養としてではなく
実際に教会に携わる人からみたキリスト教について書かれたものが
最近入ってきたものです
日本においては圧倒的マイノリティな立場にある神父や牧師さんが現実を語っています
そろそろ2017年がやってきますが、来年は記念の年だそうです
ルターの宗教改革からちょうど500年になります
キリスト教を、ことばの宗教としてみたルターの思想です
この機会に読んでおくのも良いでしょう
そして最後にこちら
これはもう単純に読み物として群を抜いて面白いのです
社会学者二人の著者の鋭い目で、この世界中に行き渡るキリスト教を解こうとするものですが
一文一文追うごとに核心に迫る感じがあり、たしかな手ごたえをつかめます
これはもう名著です
これらの本すべてそうですが特にこちらは非クリスチャンにとってのキリスト教への理解のための案内書だと考えてください
いつものように長くなってしまいましたが、
とにかくたくさんのキリスト教関連の本があるのでいろいろ読んでみて理解を深めてみてください
ヨハネによる福音書14章6節にある通り
イエスは道であり、真理であり、命であるのです
学生サポーター あっきイ
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