音楽と文学
Hi!!
本を読むのも好きですが、音楽を聴くことも同じくらい好きなあっきイです
音楽と文学は実は密接につながっていることがわかりました
音楽に欠かせないのは、まずリズムですよね
良い文章には良いリズムがあるらしく
それが良い文体をつくるのだとか
作家村上春樹によれば
音楽をつくる作業と文章をつくる作業は似ているとのことです
実際に彼は、音楽を作曲するように小説を書くらしく、文章にリズムを乗せるように
つまり作詞作曲と似たような要領で文章をつくるのです
例えば取扱説明書なんかに書かれてある無機質な文章って読みにくいし読む気しないでしょう
でも文にちゃんとリズムがあれば読むのに苦労しないんですが、それが例えば夏目漱石だったりする
これには音楽家の小澤征爾さんも驚いていました
日本を代表するような音楽家と作家の二人による、音楽についての対話です
かなりのクラシックやジャズ愛好家である村上さんが、世界的マエストロの小澤さんに質問したり、彼の音楽についてじっくりと感想を述べたり
あるいは、ふたりで過去の公演を聞いたりしていろんな意見を出し合っていくんです
たいへん奥が深く、クラシックへの理解も深まります
小澤さんがどんな音楽人生を辿ってこられたのかがよくわかりますが
特に指揮者が日々やっているようなことなんかが
素人ながらに、こちらに生き生きと伝わってきます
楽譜(スコア)の読みこみ、オーケストラをどうまとめていくか、初対面やまだ若い学生なんかの演奏者と共に音楽を作り上げていく作業、、
どれをとっても指揮者はどこまででもディープな世界
クラシック音楽にはどれも物語があって、それをどう表現したり解釈したりするかが指揮者の役割であり目的なのです
が
これは小説家と共通する部分があると思いますね
うん
これを読んだ後、マーラーの『巨人』とかベルリオーズの幻想交響曲、ブラームスなんかが好きになりました
クラシック聴きながら読みたくなるような良き本でもあります
その小澤征爾さんの自伝の一冊がこちら
『おわらない音楽』
これもすいすい読んでしまいました
音楽家ながらとても読みやすくなっており、、
そういう意味でも音楽家と作家は近いものがあるのかもしれません
そして音楽と文学に関するものと言えば、歌詞ですね
その先鋭的な歌詞とギター、ハーモニカで新たな音楽スタイルを作り上げた音楽家
ボブ・ディラン!
先日ノーベル文学賞に選出されました
彼を知っていますか?
『We Are The World』でちょっと浮いてる汚い声のおじさんです
それが彼の魅力でもあるんですが‥
日本人にも割とわかりやすいと思われる楽曲
『Blowin' in the wind』 (風に吹かれて)
はとっっっても良い曲です
他にも『Like A Rolling Stone』や『Just Like A Woman』
もええ曲なので、頑張って歌詞を解読してみたいと思います
彼について知れる本がこちら
めちゃめちゃロックです
がその時代までの主流であった黒人音楽
いわゆるジャズやブルースですが
それらをうまく受け継いでいるようです
それでは
読んだり聴いたりを深めて、
文学とともに音楽も愛しましょう(・´з`・)
学生サポーター あっきイ
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