前のビブリオバトルで気になった本
こんにちは学生サポーターのたまちゃんです。
去年、クリスマスビブリオバトルが開催されたときに紹介された本を今日は紹介します。
『スカイ・クロラ』
最後の最後まで主人公の男の子の職業「キルドレ」がなんなのかはっきりせず、淡々と飛行機を飛ばしては何かを倒す日常が続いていました。
男の子の生活が書かれている中で段々わかってきたのは、生まれたときから戦争を演じ続けばいけない男の子の運命でした。
男の子が打ち落としているのは人間だということ。
「キルドレ」という身分があること。
修理された機体が実は実験台だったこと。
敵に攻撃されて死に掛けたことも。
真実が分かって死にたいと考える仲間も。
この小説は少しずつ少しずつ、男の子の当たり前の日常がいかに異常かが見えてきます。
小説全体を通して伝わってくる戦うのが普通、死ぬのもなんとも思わないという乾いた感情が、戦争がいけないと主張するよりもずっと、重たくのしかかってきました。
平和ってなに?そんな思いがふと頭に浮かんだら手に取ってみてください。
名古屋の学生サポーター:たまちゃん