「〇活」と辞書

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こんにちは。
突然ですが、問題です。

 糸 白 シ 水 ハ 口
これらを使って二字熟語を作ってください。


これは、先日見た脳活クイズのなかの1問です。
皆さん、解けましたでしょうか。

さて、この「脳活」という言葉、ヘンだと感じるのは私だけでしょうか。
「就活」は「就職活動」の略ですが、これは「脳・・活動?」の略語ではないですよね。近年、「〇活」という言葉が増えていますが、なんだか「濫造」という感じがします。

しかし、こうした言葉、最近では辞書にも載っているようです。
確かに略語や造語がもとになって出来た言葉はありますが、辞書に載せる言葉はどのように決められるのでしょうか。

というわけで、今回は 飯間浩明 『辞書に載る言葉はどこから探してくるのか?』(ディスカヴァー携書) をご紹介します。

辞書に載る言葉.jpg











辞書をつくる話といえば、映画にもなった『舟を編む』という作品が有名ですが、本書は小説ではなく、エッセイのような感じです。

辞書の編纂者である著者が、「より大きな視野で日本語を観察したい―」と、カメラを手に街へ繰り出します。普段は気にも留めないような言葉も編纂者の目には違って見えるようで、辞書に載せる言葉はこうして決まっていくのかなと思います。
言葉にまつわる話も面白いので、興味がある方はぜひどうぞ。
学生サポーター、myuでした。
(ちなみに、冒頭の答えは「沿線」です。)

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