国語の時間

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こんにちは。
突然ですが、皆さんは国語の授業が好きでしたか?
私は、あまり好きではありませんでした。授業なら理数科目の方が面白いと思ったし、好きでした。それに、好きだと思う先生も理数系の先生ばかり・・・

なぜそうだったのでしょうか?


その理由は先日読んだ本、
大村はま、刈谷剛彦・夏子著『教えることの復権』 にありました。
冒頭での質問は、この本を国語の授業が嫌い、という人はもちろん、特に好きでもなかったという人にぜひ読んで欲しいと思ったからです。


著者の1人、刈谷夏子さんは国語の授業が嫌いな子どもだったそうです。
決して国語の成績が悪かったわけでもなく、ただ自分なりの理由があって嫌いだったと言っています。
しかし、それは中学のときの転校先の国語教師との出会いで変わることになります・・・


これを読んで、「なるほど!」と思いました。
きっと同じように思っている人はほかにもたくさんいるのではないでしょうか。ざっくり説明すると、国語の授業は他の科目に比べて発見や新たな追求がなく、授業の必要性が見出せなかった、といったところでしょうか。

刈谷夏子さんの書く文章は「まさにそうなの!」と言いたくなるくらいしっくりくる表現で、とてもユーモラスです。
私の足りなさ過ぎる表現より、実際に読んでみたほうが納得してもらえると思います。
そして、本編では、刈谷さんが出会った国語教師の大村はまさんが授業について書いています。自分の知らない国語の授業でとても面白いです。


刈谷夏子さんの著作本は少なく、さらにこの本自体は本学図書館には所蔵していませんが、大村はま著作の本は数冊あります。
機会があれば是非読んでみて下さい。
 
 
学生サポーター、myuでした。



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