拝啓十五の君へ : アンジェラ・アキと中学生たち
あなたは15才の時、どんなことで悩んでいましたか?
どこの高校に進学すればいいんだろう
好きなあの人とずっと一緒にいたい
自分の人生って一体なんだろう
今思うと15才のときの悩みって、どれも真っ直ぐだなって思うんです。
世の中に染まっていなくて、自分自身の考えに素直であって。
この時期は頼れる人といったら親や友達ぐらいで、
その人たちの意見にすがって生きていく人が多いんじゃないかなと。
だって15才のときじゃ、世の中のことなんて大してわかりませんから。
話は少しずれますが、ぼくは就職活動をしていたときに、
中学生の作文コンクールをまとめた本を読んでいたことを覚えています。
中学生ですから、そんなに表現力ありません。
だからこそ彼らの飾らない思いが胸を締め付けるんです。
そして今日は、そのときに読んだもう一冊の本
『拝啓十五の君へ:アンジェラ・アキと中学生たち』を紹介します。
2008年のNHK全国学校音楽コンクール中学の部の課題曲として書かれた
『手紙』を編曲してできたのが、『手紙~拝啓 十五の君へ~』です。
この本は全国の中学校にアンジェラ・アキさんが訪れて、
中学生とアンジェラ・アキさんが話していた内容をまとめた本です。
「自分ってなんですか?」
「本当の優しさってなんですか?」
世の中をうまく渡っていく上で、そんなに大切なことでもないことを、
子どものころって真剣に考えますよね。
逆を言えば、大人になると、世の中を渡っていると忙しくて、
人生の中で大切なことを
真剣に考える時間もなくなってしまっているんですよね。
ときには純粋なあの頃を振り返るために、
この本を読んでみてはいかがですか?
【学生サポーター:けんけん】
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