The Eye of Minds
どうも、ライブラリアンPiです。
今回は最近読んだ本を紹介したいと思います。
[The Eye of Minds]
ひょんなことから留学生にこの本を借り、読むことになりました。
主人公はゲーマーであるマイケル。ただ、オタクゲーマーのような類ではなく、
近未来におけるまったく新しいタイプのゲーマー。
VirtNet (ヴァートネット)と呼ばれる発明により、
未来のゲーマーは完全にコントロールされた仮想現実の世界に自分の意識、
そしてその身をも投じることができる・・・
またコンピュータの知識があればあるほど、その快楽は絶大。
マイケルたちゲーマーは、現実世界を捨て、
そのほとんどの時間をVirtNetの中のヴァーチャルな空間で過ごす・・・
という設定です。
ストーリーはその後、そのVirtNetの中に存在するある凶悪ハッカーに焦点があたります。
このハッカーは非常に脅威で、彼に身体をハッキングされると、
なんと死に至ってしまう・・・そんな事例が多発します。
そこで政府はこのハッカーを取り締まるため、マイケルに注目するのです。
マイケルもこのハッカー同様、コンピュータに長けた知識を持っていたからです。
しかしその先には、マイケルにとって生死を掛けた戦いが待っているのでした・・・
基本となる背景は、映画「マトリックス」あるいは「攻殻機動隊 Ghost in the Shell」
に近いものがあります。
[マトリックス]
[攻殻機動隊 Ghost in the Shell]
近未来、自分の精神と物理的肉体が電脳通信により完全に離脱できる・・・
そんな時代が来るのかもしれません。
最近の目覚しいコンピュータの発展を考えると、あながちフィクションとも言えないですね。
残念ながら、日本語翻訳版はありません。が!書かれている英語は比較的簡単なので、
原文のままでもある程度読めるかとは思います。
[英語豆知識]
SF小説のことを、英語ではScience Fiction、または略してSci-Fi(サイファイ)といいます。
Wi-Fi みたいな感じですね。ちなみにWi-Fi はWireless Fidelityの略です。
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それでままた次回。
(名古屋学生サポーター: Pi)
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