仮眠のススメ--できる人はパワーナップをとっている!
via special seat Flickr - Photo Sharing!
学生やお仕事をされているみなさんの多くは、お昼休みをどの様にお過ごしでしょうか。
ランチタイムですから、美味しいお昼ご飯を食べて、仲間と会話を楽しむ、そんな感じが多いのではないかと思います。
お昼休みの約1時間なんて、食べて喋って、あっという間に終わってしまいますよね。
すると、午後の学習・仕事時間に襲い掛かってくる睡魔との闘いが待ち受けているのではと察します。^^;
眠気を覚まそうと珈琲に頼ったり、授業中や会議中にウトウトしてしまったり・・
何かと午後イチは眠気が勝り、勉強や仕事も非効率になりがちですよね・・心当たり、ないでしょうか?
本日は、そんな午後の時間を有意義に効率良く過ごす為のティップスをご紹介します。
御題は、「仮眠」。
仮眠。・・でも、午後の授業中や会議中にとる仮眠ではありません(それは居眠りですね笑)。。
お昼休みの1/3の時間を使って、午後の活動の為にとる積極的仮眠。
今風の言葉で表すと、「パワーナップ」です。
「パワーナップ(Power nap)」とは、短時間の積極的仮眠を意味します。
Napとは昼寝、という意味ですが、パワーアップ(Power up)を文字った造語が「パワーナップ(Power nap)」になります。
そう、短時間の昼寝を積極的に取って、午後にパワーアップして勉強や仕事しましょう、という仮眠術のことなのです。
いつも健康で元気に活躍し、勉強や仕事で成果をあげている、いわゆる「できる人」は、仮眠すなわちパワーナップをとっています。
パワーナップをとって午後のパフォーマンスを向上させ、勉強や仕事を効率的に終わらせ、趣味やスポーツなどの時間を確保し、早寝早起きして時間を有意義に過ごす・・そんなライフスタイルを取り入れている人ほどパワーナップの有効性に気づいている、というのです。
そして、積極的にパワーナップを推奨する企業もあります。
わたしたちの生活に欠かすことのできない検索エンジンGoogleやメールアプリGmailなどを提供するグーグル社は、社員たちが気兼ねなくパワーナップをとれるよう、「エナギー・ポッド(Energy pods」という仮眠アイテムを社内に設置しています。
via MetroNap EnergyPod - In Photos: The Most Outrageous Workplace Luxuries - Forbes
写真のような円形の仮眠スペースで、20分間(一般的なパワーナップの推奨時間)の仮眠がとれるタイマーが設定され、さらにはノイズキャンセリング機能付で音楽を聴けるなど、至れり尽くせりなパワーナップ環境。
その他、ナイキ(Nike)やピザハットなど多数の企業が社員用に静かな仮眠部屋を用意してパワーナップを推奨しているようです。
グーグル社のエナギー・ポッドや、職場に仮眠用ベッド常設、なんて贅沢な環境はなかなか求められませんが、最近はこんな商品も発売されていて、パワーナップ信仰者である私は勿論購入して愛用中。^^
via OSTRICHPILLOW | AssistOn
これはパワーナップだけでなく、旅行、特に海外旅行の時にはかなり重宝するので、機内持ち込みマストアイテムにしています。
こんな枕だけでも十分質の良い仮眠を取ることができるのですが、更なるパワーナップを追求する私は、こんな商品まで購入してしまう始末。
その名も、デジタル耳栓。
via 声は聞こえて、騒音だけをカット!!「デジタル耳せん」MM1000| KING JIM
これがまた素晴らしいんです、特に機内では。飛行機音がものすごく遮断されるので、これなしでは機内で過ごせないくらい重宝。勿論、パワーナップ時には枕と耳栓で完璧仮眠。
ところがこのパワーナップ、寝すぎてしまうと午後の活動に支障が出てしまうのです。
推奨されているのは、約20分。
20分ですっきりきちんと起きるべく、私のiPhoneにはパワーナップアプリ「Sleep Cycle power nap」がインストールされています。
via Sleep Cycle power nap on the App Store on iTunes
因みに夜の睡眠(メジャースリープ)でも質の良さを追求する私は、上記のアプリ開発元が別途出しているSleep Cycle alarm clockも愛用していて、毎晩の眠りのリズムをチェックしながら日中の活動を調整する徹底振り(例えば、運動が足りないな、とか、お酒呑み過ぎだな、など)。
アプリで睡眠時間を管理し、枕と耳栓でパワーナップ環境を整え、さぁ午後は気持ちよく仕事をスタート!としたいところですが、やはり仮眠後はなんとなくスタートダッシュが遅れがちな気分。。
そんな問題を解消するのが、珈琲一杯、という結論なのです。
via Coffee in the morning Flickr - Photo Sharing!
ポイントは、珈琲を飲むタイミング。
珈琲に入っているカフェインは、飲んだ後に脳に作業して覚醒効果が表れるまでに、量にもよりますが15~30分かかると言われています。
これを踏まえ、正しいパワーナッパーによるカフェインの使い方は、仮眠後ではなく、珈琲を飲んでからすぐにパワーナップに入るのがよい、ということになるのです。
どうです?パワーナップ。興味が沸いてきたんじゃぁないですか?
そんなアナタにオススメの一冊がコチラ。
脳と体の疲れをとる仮眠術 (青春新書インテリジェンス) 新書
本書には、次の様なパワーナップのためのティップスが満載。
・朝の二度寝はしない
・メジャースリープは6.5~7.5時間が適当(これに、プラスPower napであることは言うまでもありません)
・夜のアルコール摂取はほどほどに
・横になって仮眠してはいけない
・ホワイトノイズをとろう
環境を整えたり、毎日のリズムに取り込んだりするのは大変かも知れませんが、いざやり始めてみればその効果に驚くのではないかと思っています。
ぜひ、楽しいパワーナップライフを!!
(ば)
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