黒子のバスケ 脅迫事件
けんけんです!
勉強がしたくて半年留年し、秋に卒業しました。
何が勉強したかったかというと、「いじめ」について勉強したかったのです。
とある人との出会いからいじめに関心を持ち、
それを防ぐために何か活動できないかと、勉強するために留年しました。
留年している間に何をしていたかというと、
心理学の勉強であったり、無料の塾でボランティアをしてみたり、
冒険遊び場やプレーパークといった子どもの居場所にいってみたり、
足と頭を使って、勉強していました。
いろんな人に出会いました。
発達障害者、貧困家庭、精神疾患を抱える人・・・
そんな人たちに出会っていくと、一体この社会のなにがどうさせているのか
疑問に感じざるをえません。
そして、この世界において一体なにが正しいのか。
それがよくわからなくなってくるのです。
一般的に努力をすることは良いこと、という考えが日本社会に渦巻いています。
もちろん多くの人の努力によってこの社会は成り立っているわけです。
でもその努力の結果、他人の権利を奪ってしまったり、
社会的な地位やアイデンティティを奪ってしまうこともあるわけです。
努力は必ずしも人のためになっているとは言えないのです。
黒子のバスケ脅迫事件をご存知でしょうか。
被疑者は子どものころに親から虐待を受けていました。
人は子どものころに世界観を獲得していきます。
子どものときに「世界は苦しい場所だ」という世界観を獲得すると、
それが大人になっても続いていくのです。
子どもころに親や先生、友だちから愛情を受けていると、
安定した精神を築くことが出来るのですが、
脅迫事件の被疑者のように、子どものころに虐待などを受けていると、
大人になっても不安定な精神状態が続いてしまうのです。
「人に迷惑をかけてはいけない」
これも一見正しそうで、そうでもない教えです。
そもそも人に迷惑をかけずに生きていくことは不可能です。
それに迷惑をかけなければ、いいという考え方は、
他者とのつながりを一方的に断絶してしまう危険性があります。
そんなことを言い始めたら、こどもに教育なんてできないんですけどね(^^;
この世界には正しそうで正しくないことはたくさんあります。
こうだと断言するのではなく、一緒に考えるスタンスをとってみてください。
そしてあなたの意見、そして私の意見と認め合うことも大切だと思います。
以上、けんけんでした。
あ、本の紹介してない(汗
『こころのウイルス』という本を紹介します。
この本は自分が持っている世界観を書き換える方法が載っています。
ぜひ読んでみて下さい♪
【学生サポーター:けんけん】
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