無意識という物語
皆様こんにちわ!
今日は私の大学時代の恩師が書いた本をご紹介したいと思います。
じゃん。
「無意識という物語:近代日本と「心」の行方」
一柳廣孝著
内容はといいますと...
日本ではどのような過程で、心理学という学問やフロイトの精神分析、
「無意識」という概念が受け入れられてきたか、そして
その歴史が、文学や社会現象にどのように影響を与え、表象されてきたか
といった感じです。
あ!なんとかまとめてるようにみえる(笑)
でも、もっともっといろんな要素が入っていて
きっともう少し適切な説明もあるかと思うのですが、
さすが先生の論文集だけありまして、
いかんせん私の頭ではなかなか難しい本でございます(泣)
本は難しいですが、ご本人はユーモアたっぷりの
素敵な先生です。現在は横浜で教鞭をとっておられますが、
名古屋に居られた時にホントにお世話になりまして、
授業もすっごく面白かったのです!!
先生のご専門のジャンルもなんていうか独特で、
日本近代文学なんですが、
催眠術とか、千里眼とか、こっくりさんとか、妖怪とか、霊とか...
(ご興味ある方はググってみましょう♪ 笑)
とにかく好奇心をいっぱいくすぐってもらいました。
私が授業で全く意見がまとまらず、へたな発表をしていた時には
「要するに、お前が言いたいのはこういう事だろう?」と
あっさりまとめてくださって、その明晰さに
「そう!そうなんです!」と何度感動したかしれません。
(私の発表の底の浅さはともあれ...)
卒業してン十年たちますが、こうして先生の活躍を
本を通して感じられるのはすごくうれしく思います。
本を見つけた時は即買いしましたよ!!
先生、見てますか~!? (笑)
【名古屋のスタッフ:るん】
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 無意識という物語
このブログ記事に対するトラックバックURL: https://blog.ngu.ac.jp/mt/mt-tb.cgi/4281