遥か彼方(๑º ロ º๑)

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みなさんこんにちは

毎日が、大丈夫か?カシスオレンジです\(^o^)/

 

いやぁ~

帰国前日の留学生にばったり会い

そのまま映画

『思い出のマーニー』を見に行きました。

ちょっとした奇跡ってあるもんですね

縁というかカルマとでもいいますか

まー

偶然の連続が奇跡というなら

あの日は、奇跡のそれに近い何かでした。 

 

 

さてさて

オススメの本を紹介しましょう

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『海賊とよばれた男』

           百田尚樹(著)

 「内容紹介」

「ならん、ひとりの馘首もならん!」--異端の石油会社「国岡商店」を率いる国岡鐵造は

戦争でなにもかもを失い残ったのは借金のみ。そのうえ大手石油会社から排斥され売る油もない。

しかし国岡商店は社員ひとりたりとも解雇せず

旧海軍の残油浚いなどで糊口をしのぎながら、逞しく再生していく。

20世紀の産業を興し、人を狂わせ、戦争の火種となった巨大エネルギー・石油。

その石油を武器に変えて世界と闘った男とは

出光興産の創業者・出光佐三をモデルにしたノンフィクション・ノベル

『永遠の0』の作者・百田尚樹氏畢生の大作その前編。

(amazon参照)

 

 

はいでました( *゚∀゚)

2013年度の本屋大賞の作品です。

 

 

上巻だけは、すぐに読みましたが

この度ようやく

下巻の返却があり、読めました。

さすが本屋大賞とだけあって

骨太かつ緻密な小説でした(・ω・)ノ

 

主人公の国岡鐵造モデルとなった

出光興産創業者の出光佐三さんの

その人生、人物像たるや

ただただすごいの一言です。

 

まず、その型破りな経営方針

戦後の不況に喘ぐ中、従業員は家族だと言い

一人も、馘首にせず

自分の骨董を売り、給料を払ったり

従業員を信じているということで

出勤簿は、書かせなかったり

従業員は、従業員で店主を慕って

労働組合がなかったり

あげくの果てに、定年もなしという

今では、考えられない

夢のような大家族主義の経営でした。

どうして、そんなにも

店主と従業員の信頼関係があったのでしょう

 

それは、店主が謳う

「黄金の奴隷たるなかれ

 金を尊重せよしかしながら金にひざまづくなという

 この呼吸気分は金の奴隷たる事と真に紙一重である。

 店員の不断の修養の力にのみよりて、この妙諦を体得し得るのであります。

 人間尊重、人物養成の必要なる所以もここに存するのであります。」

という信念が生んだ、経営方針があったからではないでしょうか。

 

 

石油という物語のスケールも大きく

石油資源が、どのように世界を変え

翻弄してきたのかということもわかります。

そして、近代史などの歴史が

物語に大きく反映されていますので

歴史好きな方にもオススメです(≧∇≦)

 

胸が熱くなりたい方はぜひご一読を

 

(学生サポーター:カシスオレンジ)

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