せっかくNGUにきたなら!
皆さまこんにちは。
秋学期は順調にスタートを切れましたでしょうか?
あーんど聖書を読んでいますか?
クリスチャンでもそうでなくてもせっかく名学に入ったなら、
授業以外にも一節くらい聖書に目を通したいものです。
なぜかというとですね。大学で学問していく時に、自分の宗教が何であれ、
聖書に触れておくと、自分の専門分野の理解が深まることがありますよ~
てなことをいいたいのです。
なんでも聖書って世界一売れてる本なんだそうです。
また、一口に聖書といってもその種類たるや膨大です。
いろんな出版社が出していたり、翻訳されていたり。
そもそも聖書自体、旧約や新約その他様々な文書類の集まったものであり、
一冊としての成立には半端ない歴史と人々が関わっています。
そしてその歴史にかかわってきた多くの国々は
聖書の中に表現される考え方に大きな影響を受けているわけです。
その影響は実に根深く、そうとは認識できないレベルにも存在します。
例えばアメリカの映画には、ストーリーの中にキリスト教的な要素が描かれることがありますね。
例えばイギリスの法律にはキリスト教に基づく考え方で制定されている法律もあるのではないでしょうか。
例えば現在のイスラム教国の政治、経済、紛争などの歴史的背景にも関わっているでしょう。
(聖書の一部はイスラム教の聖典のひとつでもあります。)
歴史、政治、法律、経済、商業、文化、言語...宗教以外のどんな分野であっても
学んでいくうち、聖書の考え方が影響を与えているという可能性に突き当たることがあります。
そんな時聖書の内容知ってると、「あ、それでこんな考え方するのか」とわかる瞬間があったり。
したら楽しくないですか?
ほらね、案外お役立ちなんですって~。
ワタクシ的には日本語と英語対訳タイプになっている聖書は、
語学の勉強的にもおススメしたいところです。
あ、ちなみに、テスト時期になると図書館のカウンターに
「聖書ありますか?」と借りに来られる学生さん時々いらっしゃるんですが、
実はこの質問、司書的にはちょっと悩ましい。
多分おたずねの意味は、「(授業で使っているのと同じ)聖書ありますか?」
なのだろうと思います。 でもって回答としては
「授業で使われている聖書は図書館にはないのですが、
それ以外のものならいろんなタイプの聖書がありますよ。」
なのです。
いやほんと聖書っていっぱい種類あるから!
指定のテキストだけが聖書じゃないのよ~!
図書館にもそのほんの一部だけど、いろいろあるから見に来てくだされ!
そんなこともお知らせしたいスタッフなのでした。
(名古屋のスタッフ るん)
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