芥川賞と直木賞
こんにちは、毎日がオフサイドのカシスオレンジです。
蝉が鳴き始め、本格的に寝苦しい季節になってきましたね。
みなさん、熱中症には気をつけ、水分をとりましょう。
今日は、芥川賞を受賞した田中慎弥(著)さんの『共喰い』を読んでから
なんとなく気になっていた、芥川賞と直木賞の違いを紹介します。
芥川賞と直木賞は
大正時代を代表する小説家、芥川龍之介の業績を記念して、友人であった
「文藝春秋」創始者の菊池寛が
直木三十五(直木賞)をともに昭和10年1935年に創立されました。
「芥川賞」
純文学で活躍した芥川龍之介の名を記念しており
純文学と新人作家が対象の選考基準である賞のことです。
純文学とは、純粋な芸術的感動を伝えようとしている小説のことであり
一つのテーマに基づいて書かれることが多いそうです。
最近では、綿矢りさ「蹴りたい背中」や金原ひとみ「蛇にピアス」などで
話題になったようにとても若い人の受賞が増えているようです。
しかし、あまり読書をしない人には理解しにくい本が多いそうです。
「直木賞」
大衆文学の世界で活躍した直木三十五の名を記念しており
大衆文学と新人及び中堅作家が対象の選考基準である賞のことです。
大衆文学とは、娯楽性や商業性を重んじ、読者の興味を中心とした小説のことであり
ストーリーや話の展開を意識して書かれることが多いそうです。
最近では、ベテランの作家が受賞することが多いようです。
推理小説や恋愛小説など様々な小説が受賞していて
読みやすく面白い作品であることが多いそうです。
違いをわかっていただけましたでしょうか?
ふむふむなーるほど(・_・)わからん。という方に要約しますと
芥川賞=純文学
直木賞=大衆文学
ということで、もし質問されたときは
とりあえずドヤ顔でこう答えましょう。
ちなみに
芥川賞・直木賞は1月と7月に発表があるそうです。
興味がある方は、文藝春秋のホームページからご覧ください。
追伸です
小山さんおめでとうございます。
しっかりと筋道の立った紹介で圧巻でした。
他の参加者の皆様も、お疲れ様でした。
私は、視線が気になり、緊張でガチガチでしたが
発表していくうちに高揚感に変わり、終わってみれば楽しかったです。
自分の好きな作品が注目され、知っている人がいるとうれしかったです。
そして、5分間という短いようで長い時間の中で
最大限に本の魅力を紹介するのは難しいと痛感しました。
また機会があれば、ぜひ参加したいです。
それでは、昨日の敵は、今日の友、法学部資料室から
(名古屋の学生サポーター カシスオレンジ)
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