ビアトリクス・ポタ―(1866.7.28-1943.12.22)
最近ミスをして、書きあがったブログが消えてしまうことが多々あります...
法学部資料室からこんにちは、黒い人です。
黒い人は、基本的に学情4Fで働いて居るので、あまり読書ブログにはなじみがありません。
しかも法学部資料室には、基本的に法律の本しかないので、学の無い黒い人には少々難易度が高いです...。
なので今回は(というか今回も?)普通の本を紹介したいと思います。
さて、みなさんは『ピーターラビットのおはなし』という本をご存知ですか?
『ピーターラビットのおはなし』(初版 1902年)
たぶん、小中学校に1冊はあったと思いますが、いまでも世界中で愛されている、イギリスの児童書です。
作者は、イギリス・ロンドン出身の絵本作家 ヘレン・ビアトリクス・ポター(1866.7.28-1943.12.22)
彼女は裕福な家庭に生まれたため、家庭教師や家政婦に育てられました。
小さいころからあまり他の子どもには関心を示さず、小動物に興味を持ち、イモリ・カエル・コウモリ・ウサギなどを飼って、何時間も飽くことなく観察していたそうです。
また、牧師のキャノン・ハードディックの話(湖水地域の環境汚染)に影響を受け、環境保護にも関心を持たそうです。
しかし、彼女が成人を迎えるころに家督を継がされ、両親は一切の勉強や研究を剥奪しました。
叔父は、キューガーデン(国立植物園)の研究員に彼女を推薦しますが、男尊女卑の傾向が強かった19世紀のイギリスでは、彼女が採用されることはありませんでした。
『ピーターラビットのおはなし』も、初版は1902年ですが、出版を行ってくれる会社が見つかり無事出版できたのが1902年であっただけで、実際にはもっと前に完成しており、一説では1893年にポターが友人の子供に宛てた手紙の挿絵が原型となっているとも言われています。
『ピーターラビット』シリーズの累計発行冊数は、2003年時点で1億5000万冊を超えているそうです。
海外ではアニメ化が行われ、今年5月には『ピーターラビット』シリーズの日本語版公式サイトもオープンしたので、この機会に読んでみてもいいかもしれませんね。
さて、今回紹介するのはこちら!
『ピーターラビット』シリーズの原作者、ビアトリクス・ポターの伝記本です。
研究者としても有名なポターが、なぜピーターラビットを生み出せたのか、よくわかるかもしれませんね。
すでに廃盤となっているためか、密林では6000円位するので気になる人は図書館で借りてみましょう♪
ちなみに、ピーターラビットのお父さんはミートパイにされてしまいました・・・
初版本(英文)は、その辺も結構書いてあるそうです。
(名古屋の学生サポーター 黒い人)
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