ビブリオバトル
~ 本を知り 人となりを知る書評ゲーム ~
「ビブリオバトル」を知ったのは、2010年5月18日の中日新聞でした。
この "バトル" という言葉が 好きになれず・・・
でも ずっーーーと 気になっていました。
そして、ついにビブリオバトルの考案者 谷口忠大先生による著書が発行されました。
今日は この本から "ビブリオバトル" について紹介
してみたいと思います。
●ビブリオバトルとは ------------------
簡単に言ってしまうと
「本の紹介ゲーム」
カッコ良く言えば、
「書評を媒介としたコミュニケーションの場づくり手法」
●公式ルール ------------------
1 発表参加者が読んで面白いと思った本を持って集まる
2 順番に一人5分間 (必ず5分を使いきる) で本を紹介する
3 それぞれの発表の後に参加者全員でその発表に関するディスカッションを2~3分行う
4 全ての発表が終了した後に「どの本が一番読みたくなったか?」を基準とした投票を
参加者全員(発表者含む)一票で行い、最多票を集めたものを 『チャンプ本』とする。
●今、どうして普及しているのか --------------------
1 参加者で本の内容を共有できる
2 スピーチの訓練になる
3 いい本が見つかる
4 お互いの理解が深まる
フム~なるほど。
本を知るだけではなく、 いいことがありそう!
ビブリオバトルは、
発表者4~6人くらいで、少人数でやるフットサルやドッジボールのようなカジュアルな
スポーツに近い。
けっして、本好きの人のためのものではない。 (これは、先生からお聞きしたことば)
そうなんだ!
そして、何より 楽しくやることが大事。
たしかに、谷口先生をはじめビブリオバトル普及委員会の方々、楽しい方ばかり。
みなさん、気軽に始めればよいみたいですよ。
こちらの公式ホームページも参考になります。
●知的書評合戦 ビブリオバトル公式ウェブサイト
ビブリオバトルは、大学の授業、サークルだけではなく 小・中・高校、
公共図書館などへ急速に広がりつつあります。
名古屋市立大学の学生さんが、ビブリオバトル普及委員会の愛知県代表を
されています。アドバイスを受けることもできるそうです。
興味がある方は、学術情報センター(図書館)にお問い合わせください。
(名古屋のスタッフ そら)
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